私たちの人生において「関わる人を選ぶ」という感覚はとても重要です。

「来る者拒まず」と言えば聞こえはいいのですが、実際にそれをやってしまうと、高い確率で〝事故〟に繋がってしまうのです。

従って、一番最初に関わる段階で、ある程度の選別をするのは勿論のこと、実際に関わり合いを持ってからも「合わないな」と思った人を定期的に弾いていく必要があります。

それは一見すると、とても悲しいことではあるのですが、一方では、自分の周りを自分と波長が合う人で固める為には「避けては通れない道」なのです。

 

このような場合、弾かれた側の人間というのは、得てして「何もしてないのに弾かれた!」と騒ぐのですが、大抵の場合は「何もしてない」なんてことは無く、弾かれるに値するような言動を山ほどしています。

一度や二度なら苦笑いで済む話でも、何度も何度も積み重なると心に受けるダメージが大きくなり、あちらとしても自分の身を守る為に弾かざるを得なくなるのです。

中には、本当に弾いてしまう前に「最後通告」の意味で〝イエローカード〟を出してくれる優しい人も居ますが、残念ながら弾かれるような人間というのは〝イエローカード〟を何枚貰ったところで、自分の言動を省みることはありません。

逆に言えば、そのくらいに悪い意味で鈍感な人間だからこそ、人様に対して無神経な言動を平気で出来るのでしょう。

(そして、遂には〝レッドカード〟を貰って退場していきます)

 

実は最近、久しぶりにこの「弾かれる」という経験をしました。

いきなりだったのでちょっとびっくりしたのですが、それは私がそう思っているだけで、あちらからすれば決して「いきなり」ではなく「積み重なった結果」なのでしょうね。

勿論、寂しい気持ちはありますが「もう関わらない」と決めたのはあちらですから、私としては、その決断を最大限尊重してあげようと思います。

自分が高みに行く為に、今まで周りに居た人の中から不快に思う存在を排除するのは生存戦略として当然です。

 

私があなたの立場でも、全く同じことをしたと思います。

 

是非とも自分が決めた道で、自分が思う〝成功〟を掴み取ってほしいです。

一人では不安な夜も「ファミリー」のみんなが居れば大丈夫。

もう直接的な応援が出来ないからこそ「あいつを切ってよかった」と思ってもらえたら本望です。

新たな門出をお祝い出来ないのは残念ですが、あなたの今後の活躍を心から願っています。