親子ほど年の離れた「年の差婚」なんて言葉が誕生して久しくなりますが、その組み合わせはいつも不思議と「美女」と「金持ち」です。

お金を求める若き美女と、若さと美しさを求める金持ち男性の「需要と供給」が見事に一致した結果でしょうね。

お金さえあれば欲望を際限なく満たせる資本主義社会においては、男性はその経済力こそが何よりの〝腕力〟であり、世の美女たちがそれを「第一条件」に掲げてパートナー選びをするのは当然と言えば当然です。

唸るほど金を持っている男性を目の前にした時、彼女らは間違いなくそれを「魅力的な男性」だと認識します。

その時に伝えられる金持ち男性の年齢など、彼女らにとっては単なる数字の一つにすぎないのです。

 

とは言え「年の差婚」の「その後」はなかなかに大変です。

何せ、夫婦で明らかに老いのスピードが違う訳ですから、年数が経つにつれて必ずどちらかに大きな負担が掛かることになります。

また、これは「年の差婚」に限らずですが、結婚した時の状況がそのまま〝永遠〟に続くとは限りません。

結婚した時には相当な金持ちでも、その後の状況によっては爪に火を点すような極貧生活に追い込まれることだってあります(勿論、美女の「美」も年々少しずつ薄れていきます)。

「年の差婚」のわかりやすいところは明確に女性の「美」と男性の「お金」を交換していることですが、何かの拍子にそのバランスが崩れ出すと結婚生活の〝崩壊〟はすぐそこです。

勿論、結婚するところまではそうした「スペック」の部分だけでも行けると思いますが、一方で、その後の結婚生活を真剣に考えるのであれば、やはり根本の「人間性」の部分は決して無視することが出来ないと思うのです。

 

そんな訳で、いよいよ私も本格的に結婚を考える年齢になりました。

と言っても、そういう年齢になったというだけで、実際には何のアクションも起こしていませんし、それらしい相手も居ないのでまだまだ私にとって結婚は夢物語です。

しかし、段々と年齢を重ねていくにつれ、図らずも自身の結婚が「年の差婚」になる可能性は高まりますよね。

もしも数年後にそうなってもいいように、今から一歩ずつ「お金持ち」への階段を上っていこうと思います。

いつまでも若くいたいと願うのは人間の性ですが「年齢を感じさせない」と言われるよりも「年齢以上の魅力がある」と言われるよう、これからもいつか現れる(であろう)結婚相手の為に「スペック」と「人間性」をそれぞれ全力で磨いていくつもりです。