こんにちは。


先日、巣鴨真性寺にて


お話会をさせて頂きました。


お地蔵さまの初縁日もあり


たくさんの方に聞いて頂きました。


足を運んで下さると言う事は


時間を作って来てくれる訳である。


とても、光栄であり有難い事です。


人生とは、一期一会とも言いますが


迷惑がかかるとも思います。


お坊さんの話を聞く為に予定ある時間


をずらす、食事や交友もあるでしょう。


少なからず、時間を奪うのは人である。


ある人が関係無いと思って無視した事が


とんでも無い事になっている事に気が


つかない。つまり、ちゃんと任されたら


ソレに合った代償がある事にも分かるの


でしょう。面倒な事があるのが人生。


一期一会と言うのも、人生は甘く無い事


を言っているのかも知れません。


無責任、又はその場の空気で逃げている


方もいる。逃げてばかり居て何もしない。


だから、ひとりぼっちが目立つのも分かり


ます。ある程度の認識が出来たら


少しずつ、独り立ちする事を考える。


人間は、冷たい生き物だろう。


昔と今とでは、人間の様は違う。


コツコツと積み上げる人望。


人の役に立つ事。共存と言う考え方を


皆さんは知っているだろうか?


すなわち、生きる為には食べる事や


住まいや服装だって問題になる。


だけど、我々人間以外に住んでいる動物も


植物も水も環境を考えて行動する。


生きるって、いろいろややこしい問題が


ある事に気づいて欲しいのです。


水が飲める環境の国は恵まれている。


森がある事で清潔な空気が手に入る。


人間が残酷な生き物だと思っている人が


考えを直す為には、一つずつ世界を


変えて行こうとする心が大切である。


人生は面倒な事ばかり、自分1人で


頑張ろうとしないでまわりの人に


助けて貰う事である。又は自分の歩く


道を他人に理解して貰う。


その為に自分が見本になって善い事を


しなさい。そうして、一つの和となる。


令和6年 1月26日 南無大師遍照金剛 合掌