ある朝に夢を見た。


殺人鬼に拉致される夢。


それは、ある話に似ていた。


ヘレン・ケラーである。


ヘレン・ケラーは幼少期に


視力と聴力を失っている。


すなわち、障害者の1人である。


普通の人と障害者の区別を


つける時にパッと見ても分からない。


また、障害者も自分が障害を


患っている事を自覚していない。


ヘレン・ケラーもまた自分が


障害者では無く、普通の人だと


思っていた。ある家庭教師が


更生するのだ。それが自分は


普通の人では無い。障害者である


事の自覚である。


手厳しい事を教えたと言うのだけども。


普通の人では無い事を障害者に


教えるのは、容易では無い。


自分を否定される想いである。


昨今の問題でも精神障害者や


発達障害者などがある。


彼ら達は、普通の人と社会を


交わるのだが、違和感を持つの


である。その違和感は、自分に


しか分からない事である。


この違和感が事件を起こす引き金


にもなるのですが、相手を思いやる


心が大事である。


令和5年 7月8日 南無大師遍照金剛 合掌