こんばんは。


現代の私たちは傷ついて居る。


例えば、自分を否定されたような。


例えば、自分を追い込まれる。


何かに追われる。


何かに騙される。


そんな事をして居る内に


人を信用出来なくなるのだ。


大事なものは、すぐ近くに居る。


だけど、気がつかない。


戦争する。昔の日本人ならば


無益な戦いを好まず、平和主義だった。


喧嘩両成敗と言う言葉がある。


その意味の趣旨は、敵討ちを辞めさせる。


人を殺せば、自分が狙われ


その自分が殺されれば、殺した人が


狙われる。まさに殺人の輪廻が


繰り返される。このような無益なもの


が存在する。例えば、お侍の時代だった


頃は、父親が殺されれば、子供が仇討ち


をし、父が斬られれば、その父の遺族が


敵討ちをする。まさに恨みの連鎖である。


それを断ち切る為には、そのような因縁


を壊すしかなければ、作らなければ良い。


そこから生まれたのが両成敗である。


お上が下した命令には忠実だった日本人


だからこそ、両成敗されても文句は無い。


恨みや喧嘩を残さない。ソレが喧嘩両成敗


の意味である。


我々は、知らず罪を犯す事もある。


自分の罪を知り、改心に近づく事こそ


仏教の本文である。


助け合いも含まれる。


令和5年 2月27日 南無大師遍照金剛 合掌