おはようございます。

 

ニュースである芸能人が麻薬所持で

 

逮捕されました。

 

人間の本質はこの欲望である事は

 

言うまでもない。

 

人に褒められたい。

 

人の為に尽くしたい。

 

自分の欲を満たしたいが

 

為にあらぬ方向に行ってないでしょうか?

 

元々、仏教の本質はこれを説いています。

 

空の思想がその原理ではないのか?

 

物事の本質に意味は無い。

 

でも、何かとこじつけて意味をつけて

 

しまう事はないでしょうか?

 

それが悪い訳ではないと思うのですが。

 

本質を見誤ってはいけません。

 

仏教には戒律があります。

 

そして、実践の道がありその中で

 

仏教を志す人たちは

 

規則正しい生活をします。

 

それは、悪を滅して善を起こす為だと

 

言えます。

 

例えば、時間の配分やら食事の事から

 

それぞれに決まりがあるのです。

 

そして、一番大事なものがこの題になっている。

 

執着を捨てる事にあります。

 

人は感情が多彩であるのです。

 

これもしたい。あれもしたい。

 

欲が増える毎に自分の目的を達成出来る

 

満足感が得られます。

 

それは善い事であり悪い事である事でもあります。

 

善い事では欲は生きる為の理由。存在理由がそれです。

 

しかし、悪い事では他人に強要する事であり人を拘束状態

 

にする事にあると考える。

 

だからこそ、人の欲は多すぎ少なすぎずに中間の思想が

 

望ましいとお坊さんは想うようにしている。

 

この日本や世界を見渡すと貧富の差や人口の差など

 

どれをとっても均等に分けられていない世界が広がっている。

 

発展している所は発展している。人が急激に減少している所は

 

住み難い場所にもなる。問題を問えば切りも無く。

 

この世界の矛盾が広がっている。

 

お坊さんの考えは原点に戻る事にあると思います。

 

本質を見極める心。仏教の心の内を知る事。

 

皆さんも考えて見て下さい。

 

その為には欲の心を抑えて執着を捨てる修行を

 

してみてはいかがでしょうか?

 

平成31年 3月15日 南無大師遍照金剛 合掌