早乙女バッハの独り言 -558ページ目

映画「浮草」

今夜は北千住にあるシネマブルースタジオで小津安二郎監督、中村鴈治郎、京子マチ子、若尾文子出演映画「浮草」を観てきました。

世知辛い旅芸人の物語....昔はこんな人達が沢山いたんだろうなぁ。

映画の公園

小津ワールドを十分堪能しました。
小津安二郎監督は本当に独特な空気を醸し出すね。

映画館での紹介では中村鴈治郎の名前は出ていないんだけど、彼が主役であり、彼の凄い名演技があればこその作品です。

当然、京マチ子の名演技も凄かったけどね。

若尾文子さんはメッチャキレイでした。

何度もある川口浩とのキスシーンは、うぶな2人にニヤニヤしちゃいました。

昭和34年の作品なんだよねぇ。
昔の作品は本当に良い作品が多い。

マジ、日本映画って退化してるよね。

いまは見せかけだけの薄っぺらい役者ばかりだけど、昔は若くても、しっかりした演技の出来る役者は沢山いた。
いまも、ちゃんとした役者は沢山いるのかもだけど、時代がチャラチャラした役者を求めているんだろうなぁ。

映画「キューポラのある街」


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今夜は銀座シネパトスで吉永小百合主演映画「キューポラのある街」を観てきました。

凄く良い作品でした。何気に観たのが初めてでね。
鋳物工場で有名な川口を舞台にした話なんだけど....思い出したくもない事を沢山思い出しちゃったよ。

鋳物工場を解雇された親父。職人としての意地が邪魔して酒に溺れる。

生活費も飲み代に消えて....仕事に行かない親父に口答えする子供、殴られる母親....娘の高校進学。

その他....様々なシーンを見ながら....うち、そっくりじゃんと思った。

映画観ているうちに....あの頃の忘れていた気持ちが勝手に蘇ってきてしまった。

僕も、なんとか....かなりレベルを下げて、必ず入れる県立高校を受験して、行かせてもらい....。

学校から帰ると、飲んでへべれけになって暴れる親父に金の工面に走る母親。毎日家計は火の車。

それを見ながら、高校に行かせてもらってる事に対して、常に申し訳ない気持ちで一杯の日々を送っていた。
柔道始めた時も....家から逃げる気持ちで柔道に打ち込みながら....僕が柔道やってる間にも家で母親が、ひっぱだかれてるんじゃないか?って、ワガママに柔道なんかやっている自分に対して自己嫌悪。しかし家には帰りたくない。
自宅での影があるだけに、学校では楽しくて楽しくて、常にニコニコしていて....こんなリアルな感情を思い出してしまい、まともに観てられなかった。

一人で号泣してしまい、辛くて仕方なくなっちゃった。

でも、映画は本当に良い作品でしたよ。

もう45年くらい前の作品なんだろうね。

吉永小百合も中学生くらいかな?メッチャ可愛かった。

すさんでしまった家族の中で揺れ動く思春期の気持ちが、とてもリアルに描かれていました。

是非とも一見の価値のある作品です。

映画「MW―ムウ―」


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今夜は銀座の丸の内ルーブルで手塚治虫原作映画「MW―ムウ―」を観てきました。

原作が大好きなんで、かなり気になっていた作品ですが....。

何か、違う。

何が違うのか?演出?役者?
どれも、何かが微妙に足りないんですよバッド(下向き矢印)
原作があれだけ素晴らしいのに....期待を裏切られた感じ。

名前は知らないけど....若い2人の主人公の男性役者....力量が足りなすぎな気がしてならなかった。薄っぺらい演技を見せられて辛かった。

ラストまで違和感を感じまくりでした。

金返せ~泣き顔