サクマ式ドロップスが無くなる日 | ものぐさな春乱のブログ

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休みはいつも散歩してます。

サクマ式ドロップスが廃業で消えると聞いたから、

というわけでもないが、



その佐久間製菓の「サクマ式ドロップス」を見つけたので買ってみた。


舐めてみたところ、僕が子供の頃のものより、ベタつき感がなくなって、爽やかな味になったと思った


こんなにうまいのに廃業か


世の中間違っとるな



ところで、このサクマ式ドロップス、


2種類あるらしい


歴史的はこんな感じ↓


1908年(明治41年)佐久間惣次郎商店(佐久間製菓)「サクマ式ドロップス」発売
1913年(大正2年) 缶入りでの発売
1944年(昭和19年)戦争のため砂糖が手に入らなくなり、廃業


そんな中、社長さんは亡くなってしまった


で、戦後再興しようと、がんばったのは、


番頭さんと社長の三男


戦後のドサクサの中、

番頭さんは「佐久間製菓」として、

社長の三男は「サクマ製菓」として、

それぞれ再興させてしまった


佐久間製菓は「サクマ式ドロップス」を発売

こちらは戦前と同様の赤い缶


サクマ製菓は「サクマドロップス」を発売

こちらは緑色の缶


今も両方ある


この2社は商標権を争って、裁判をしたこともあるが、

判決は、

2社とも「サクマ式ドロップス」という名称をつかってよい、という大岡越前もビックリの適当な判決(笑)


どちらも正統的な後継者だから、そうなるのもしかたないかな?


戦争のせいでややこしいことになってしまったのだ


でも、二つのサクマのドロップがあるって、なんか面白いね




あの有名なアニメの「火垂るの墓」に出てくるのは、赤い缶だから、

佐久間製菓のほうが、伝統に忠実なのだろう


その赤い缶のほうが、このほど、

材料費の値上がりとコロナ禍による売上減で、

廃業するんだとか


こりゃ探してきて、買っておかねば!


明治から続いていたお菓子が消えるのだ


なんて悲しい時代に生まれてきたんだろう


緑缶のサクマドロップスには、がんばってもらいたい




さて、昨日の夕ご飯は、






これを食べた



吉野屋の牛丼の冷凍食品バージョンである



店だ食べる牛丼より、明らかにマズい(笑)


なんか固くて、噛み切るのに時間がかかる肉があるし、味もイマイチ


当たり前かもしれないけど、あの味を求めて食べるとガッカリする


まだ、6パックあるから、


賞味期限が来る前に、ときどき食べなきゃ


しかしちょっと店の味と差をつけすぎじゃないの?


と、思った


いや、まずくはないんだけどね







今日はうどん


なんかすごくうまく感じたのは、


朝、スペインに勝ったという報道を見たからだろう



これは、

日露戦争以来の快挙だね!

と、言ったら、


たとえが適切でない

と、言われた


あら、そうかしら





では、また