まだ捨ててなかったCDシリーズ
その一は、吉田拓郎
「よしだたくろうLIVE'73」
その名の通り、1973年のライブアルバム
である
実は、僕はどうも吉田拓郎さんという人
ピンと来ない
何がいいのかよくわからない
たぶん感性が違い過ぎるんだろうな
このアルバムもほとんど聴いてない
でも、友達につきあって、ライブは3回ぐらい行ってる
しゃべりは面白いよね(笑)
なんつーか、、、
可愛い人だから、女性ファンが多いんじゃないかな?
でも、このアルバムの最後の曲
「望みを捨てろ」は、
泣けた
すべてのお父さんに捧げたい
好きなのはこの曲だけだな
そういえば、
テレビに出ない、とか
自分のやりたくないことはやらない、とか
この人は、そういうスタンスのフォーク歌手の元祖だと思ってたんだけど、
そういうのは、実は加藤和彦が元祖であることを、最近知った
本当のところは、加藤和彦はデビューしてすぐに辞めるつもりだった(料理人になるつもりだった)から、やりたくないことまでやる必要がなかっただけなんだけどね
吉田拓郎は、むしろフォーク歌手は、テレビに出ちゃいけないという、窮屈な規範を作ってしまったのだと思う
テレビに出なきゃならないのも、不自由が、、、
出ちゃいけないというのも、不自由だ
やりたくないことはしない
やりたいことをやる
いやしくもミュージシャンなら、そうあってほしい
じゃなけりゃ、若者は憧れないよ
だって、普通のお父さんは、
「わが家だけは、守りたいから、
望みを捨て」てるんだからさ
さらにその上に、妻から捨てられたりしてるんだし、
だがしかし、、、
ひとりになれないひとりなのだ
ふたりになりたいひとりなのだ
望みを捨てろ
では、また