8月になると、やはり戦争のことが頭に浮かぶ
思わず歌ってしまうのは、
「戦争を知らない子供たち」
北山修さんは、この歌の歌詞を書いて、加藤和彦氏に見せたら、
「ふんっ、こんなものに曲なんかつかないよ」と返されて、がっかりしたそうだ
どうも彼の好みの歌詞ではなかったようだ
フォーク・クルセダーズの仲間に拒否された彼の詞は、杉田二郎氏に渡り、曲がつけられる
北山さんは、見捨てられた歌詞を救ってくれただけでなく、大ヒットにしてくれて、杉田さんには感謝してるんだと言っていた
大ヒットどころか、その後教科書にも載るほどのスタンダード・ナンバーになった
しかしだよ
この歌詞は、明らかに反抗の歌詞だよね
僕なんかも記憶にある
「今の子はいいわね~、戦争も知らないで」
なんて、言う大人たち
豊かになってから生まれてきた
確かにそうだ
白いご飯をお腹いっぱい食べられなかった親の世代
そんな人たちに敬意はあるが
だからってそれを理由になんでもかんでも「わがまま」だとか言われちゃったら、たまらない
北山氏などの団塊の世代は、もっと痛切に感じただろう
団塊の世代は、戦争が終わって直後の生まれだ
♪若すぎるからと 許されないなら
髪の毛が長いと 許されないなら
今の私に残っているのは 涙をこらえて歌うことだけさ
この曲が出た1970年当時は、長髪した男は不良だったのだ
ちなみにエレキギターを持ってるのも不良だった
信じられないよね(笑)
それはともかく、ネガティブなニュアンスで言われた
「戦争を知らない子供」という言葉を、ポジティブにはね返すなんて、
なんてかっこいいんだろう
昔、僕はそう思ったものだ
今、聴くと、もはやそんな意味はどうでもよくなってるね
戦争を知らない子供たちは、今や
戦争を知らないジジイババアになってる
時代は変わる
変わるけど、いつもヘンテコリンな批判をする奴らと戦わなければ、何もできないのは、なんでだろう?
意味のない批判、嫉妬、やっかみ
人間の世界は実に面倒くさいよね
僕も時には傷つくよ
傷ついて、一日中酒飲んじゃうよ
あ、傷つかなくても酒飲んでるけど(笑)
さて、こんなのぼりを発見

茅ヶ崎ワイン!!
見たことないぞ
そんなワインがあるのか
製造元 甲州葡萄酒本舗?
山梨で作ってるんじゃあるまいな?
環境にやさしいって?なんでだ?
どこで売ってるんだろう?
買ったら、ブログに載せるね
では、また