川崎の街は
昔は、工場の立ち並ぶ工業地帯だった
今も、競馬場、競輪場があり、その隣にソープランド街があり
いかにも治安が悪そうだ
夜中に銃声を聞いたこともある
そして東京と神奈川を隔てる多摩川の河川敷には
ホームレスのテントが立ち並んでいる
ちょうど去年の今頃
中学1年生の男の子がいじめ殺された
想像しただけでも戦慄を覚える恐ろしい事件が起きたっけ
夏目漱石の草枕の一文を思い出す
「人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。」
今朝、こんな自転車を見た
缶のゴミが出る日、こんなふうに缶を自転車に積んで集めている
いくらかのお金がが稼げるのだ
若いころ僕は友達を作れなかった
もちろん恋人なんて、作ろうという発想すら浮かばなかった
だからいつもひとりでいた
山の中に引きこもって、草や魚でも取って、自給自足の人生を送ることに憧れた
だからホームレスになってしまった人の気持ちは、少しわかる気がする
なんとなく、なじめないのだ
本当は誰しもみんなそうなのかな?
人が多く集まる飲み会は退屈でツラい
あと少しだ、がんばろう
出たくもない飲み会に参加することは、
人生によくあることだ
そうそう
昨日の夜は、
不倫の恋をやめられないT子ちゃん(28才独身)の話を聞いていた
30分だけ会ってほしいというから、会いに行ったら3時間も聞くハメになった
自分はいかに彼に尽くしているか、、、愛しているか、、、
えんえんと語り続ける
だけど
不安で、満たされず、淋しくて、悲しい
奥さんのいる人なんて、やめればいいのに
やめられないのは、なぜなんだろう?
彼女はかわいいので、とてもモテるのだ
まだ若いし、独身の男なら掃いて捨てるほどいるじゃないか
だから最も効果的なアドバイスをしてあげた
海を見に行くといいよ
海に行くと、どんな人間にだって、生きる価値があると確信できるんだよ
森もいいよ
森の中に入れば、森羅万象すべてには、僕たちに優しい精霊がいると思えるんだよ
そう言っても、全然関心ないようだ
そんなに男っていいのかな?
男だって女だって、しょせんただの人間じゃないか
ただの人間にどう評価されようと
知ったことではないではないか
彼の目に移る君と、本当の君は別物だ
もっと誇りをもって生きたらいいんだ
恋をするって、こんなものなのかな?
経験があまりないのでよくわからないけど
彼にとって、君がただの都合のいい女だってことは、よくわかったよ
なぜなら君ののぞむことに、彼は関心がないんだから
そばにいたい
大好き
そう言いながら、君の心には関心がない
自分の欲求ばかり押し付けて来てるじゃないか
不安で、満たされず、淋しくて、悲しいのはあたりまえの結果だよ
なんだか心が荒むなぁ~
こういうときに歌うといいのは、
ビートルズの
Across the univers.
宇宙の中で
ひとりぼっち