高校時代のある日、僕は学校をサボってダラダラとテレビを見ていた。
すると、昼頃に知らないB級映画が始まった。
ストーリーもタイトルも忘れてしまったけど、その映画、途中で爆笑してしまった。
ある40代の男(アメリカ人で、やや金持ちの白人)は、ダンスステージのあるバーで一杯やっていた。
「俺はここでダンスを見てるのが好きなんだ。」なんて友達に言っている。
そこに現れた黒人の男性ダンサー。
ステージで踊るのだが、これが、ものすご~く下手。
彼はがっかりして「俺が踊ったほうがマシだな。」とつぶやく。
別のある日、仕事を終えて帰宅し、雇ったばかりのコックが作った料理を食べる。
「まずい!!。なんでこんなにまずいんだ!!。」
コックを呼んで、怒る「ちゃんとしたもの作れよ~!。」
でも、コックはキョトンとしてる。「おいしいね、これ。」とか言ってる。
そしてこう言った「お前、本当に中国人なのかよ。」
さらに別のある日、彼の妻が帰宅。
この妻、態度がやたらでかい。金はせびるし、身の回りのことはことごとく雑。
当然、彼に尽くすつもりは全くない。
さんざん悪態をついたあと、自分だけ勝手にベッドに行ってしまった。
彼はつぶやく「あいつ日本人なんだけどな。」
つまり、この映画、
ダンスの下手な黒人と、料理の下手な中国人と、感じの悪い日本人女性が出てくるのである。
一種の人種的偏見なんだけど、世界的に思われているイメージの逆の連中が出てくるのだ。
なんて映画だったんだろう?。
ググってもわからない。
もう一度見てみたいな~。
※今日は「ルパン3世 カリオストロの城」を、久々にみた。
クラリス、かわいいな~と、今日も思った。
35年、変化なし。