この本を覚えているかしら?
棚前に平積みされていて、偶然にも手に取った本。
確か先月くらいだったかしら…
その本が、何故か今頃私の足を運んだ本屋さん(数件)ではシマに平積みされていてポップまで立っているところまである。
最近シマでの新作不況は目に見えて解るとはいえ、突如としてされた繰上げ陳列には少々驚いたわ。
また映像化だか、作者の作品のどれかが話題になったとか何かあるのかしらと思ったのだけれどそうではなかったみたい。
俗物的な発想をするならば、あわよくばブームな設定が雑誌やら口コミやらでウケたのかしら、と。
随分とブームに乗っかって関連物やらの特集に力を入れる雑誌やサイトが増えたように思うからなんだかんだただの俗物発言ではないようにも思います。
此処のところ出版不況やらそれの大元とも言えなくはない本離れが著しいせいもあってか、読書家だけでなく装丁やブームで手を付けてみようとする方々をターゲットに所謂新規開拓をしなくてはならなくなったせいなのかやたらとライトノベルに毛が生えたような「読み易さ重視」のモノも増えたと思う。
取っつき難く理解するのに時間を要し尚且つ補足説明臭漂う作品よりどちらかといえば単純明快、スッキリ爽やかあと味最高な作品の方が文字を追うことそのものに免疫の低い読者にはイイということなのかしら。
近頃見掛ける本がズバリという程にテーマが分かり易いような気がして来ているのもそこら辺に理由があったりして?
と、なんだかんだごちゃごちゃ申しましたが私は何を隠そうただ履歴書の『趣味』欄には必ず嘘偽りなく『読書』という単語を認める、その程度の人間で御座います。
偉そうにあーだこーだいえた義理もない、しかしだからこそ好き勝手言える、その位のことを特権と思っているだけのこと。
少々面白い現象を本屋さんで見掛けましたわ、と要はそれだけ。
今はとある映画の原作シリーズを読んでいます。
此方も易しく、流石ティーン向けに大ヒットと前置きされているだけのことはある作品。
小難しいモノや独特の理論、哲学的な臭いのあるモノに中毒性を覚える私とっては恐ろしくハマる作品ではないけれど(ハマるとまず頭から寝食の概念が飛ぶので動物としての機能がいっそ面白いくらい著しく低下します)程よく連続ドラマの要領で「この先はどうなるのかしらー」と続きを気にしながら読み進めております。
今回は楽しく健康的な読書ライフです(笑)
こんなんだから速読術に手を出すのは躊躇われるのです。
だって文庫が仮に15分、30分で読み終えられるとして一晩に何冊の計算になるかしら。
加えて現段階においての所有書籍を考えると恐らく近い将来床が一生の内一度だって聞くことは願い下げたい『悲鳴』を聞くことになるような。
何より時間との配分上、床より先に私のお財布が悲鳴をあげるような…
うん、やはり御免願った方が懸命だわ。
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