前回はバイオリンコンチェルトでしたが、今回はピアノ編です 
ピアノ曲には数々の想い出があります。
小学校の時に校内放送で毎日流れていたのが子犬のワルツ。
きらきら星しか弾けなかった低学年の私にとって
それはもう奇跡のような技術を駆使した音楽に聞こえました。
でもまだ涙が出るまでには至りません。
そして月日が流れ、十代の終わりごろ
FM放送である曲に出会います。
それは……。
ショパンのピアノソナタ第3番です。
その日までこの曲を知らなかった私は、とんでもない衝撃を受けました。
隕石が目の前に落ちたとか、宝くじの最高額が当たったとか
多分、そんな感じの強烈な衝撃です。(←キッパリ)
録音していた演奏を繰り返し聞いたのは言うまでもありません。
第1楽章42小節目の a tempo からのメロディーの美しいこと。
左手の3連符に対して右手は8分音符2つという
なんとも割り切れない感じが、ますます美しさを浮き立たせるのです。
今でもCDを聴くと、この箇所で涙が止まらなくなります。
この部分だけ(他の部分は難しすぎるの…)ピアニスト気分で弾いて
ひとり、感動の渦に巻き込まれます。
何なんでしょうね。
そうそう、スケートの羽生選手が使っていたバラード第1番も
同じような箇所があって、うるうるしながら聴いています。
もうひとつ、ドビュッシーのアラベスクがあります。
リリイ・シュシュのすべてという映画で流れていた曲です。
ああ、書いているだけで涙が……。
というわけで、今日はこれくらいで。
次回は涙が出るほど感動した歌です。


