ランチは、どうしようかしら?

と、お財布を片手にフラフラ歩いていたら、

時々、利用させていただいている、会社の近くのお弁当やさんで

「本日、栗ご飯」

の文字を発見しました。


迷うことなく、本日のランチ決定です。


今年、お初の栗。

おいしくいただきました。


BOOK005 さよなら、日だまり 平田俊子 集英社






読み終わりました。

タイトルとカバーの感じから、やさしい、ほんわかした話なのかと思い

中身をちゃんと確認しなかったので、読んでみて、びっくり!しました。

人って怖い、というお話です。

親切そうな顔をして、いかにも親身になっているような素振りで

企みをはらみ、裏切りを行う。

普通の人が、何かに傾倒してしまうことで起きる、狂気にみちた変化も

これまた、恐ろしいものです。

サラッとした筆致で書かれているので、うっかりしてしまいそうですが

書かれていることは、かなり恐ろしい内容になっています。

私のまわりには、幸い、正しく親切な人が多いので

この本の主人公のような怖い思いをしたことは

ないけれど、こういう状況ってきっと、特別なことではなく

日常にきっとあふれていること。

日常で、もしかしたら、自分の周りにもおきてしまうかもしれないからこそ

その恐怖感は大きくなるのかもしれません。

昨日、母から電話がありました。


「お母さん、携帯を変えて、メールを覚えようと

思っているの。

だから、メール友達になってね」


と、母は言いました。


親子なんだから、メル友って表現は……

なんて、ことを思いながら

「ふふふふふ」

と思わず、微笑んでしまいました。



私は、東京都内に実家があって、29年間、すんでいました。

両親は当然のように、その家から嫁にいくだろうと

思っていたんだと思います。


でも私は、30歳まであと半年、という時期になって

都内で一人暮らしをはじめました。


「どうして?」

「会社までだって、30分だし、一人暮らしする必要なんてないじゃない」


一人暮らしをすることを勝手に決めて

勝手に部屋の契約までしてきた私に両親は激怒しました。


なんとなくきまずいまま、引越し当日を迎えました。


今では、父からは週に1度は電話があって

母からは週に1度は、絵手紙が届きます。

そして、今度はメル友です。


実家にいたときは、仕事の帰りが遅い私は、

なかなか両親と話をする時間がありませんでした。

一緒に住んでいるから、いつでも話せる、とか

なんとなく状況は分かってくれているはずと、甘えていたんです。


離れるとそういうわけにもいかないから

些細なことでも連絡を取り合ったりします。


たくさん喧嘩をして、始めてしまった一人暮らしだけれど

もしかしたら、よかったのかもしれない。


そんな風に思わせてくれる、愛すべき、私の両親。