さて、また話を戻したいと思います。
地元の皮膚科で約1ヶ月間治療をしましたが効果はなく、もうここではできる治療がないと言われた私は、紹介していただいた病院に転院することになりました。
その時、10月下旬でした。
脱毛し始めて約2ヶ月半といったところでしょうか。
その頃の私はHUNTER×HUNTERの登場人物、センリツでした。
転院先で、初診時、私の状態を診た医師は、
「抜けた毛の毛根は、先端が白くて丸くなっていて自然脱毛の毛根になっているので、もう脱毛は終わりかけていると思う」
と言ってくださいましたが、残念ながらその後も髪は抜け続け、センリツがロードオブザリングのスメアゴルになり、その後ピッコロ大魔王になりました(触覚はないけれど)。
結局、最初の医師の言った通り、髪は全部なくなってしまいました。
転院先の医師は抜けていくスピードに少し驚いたようでしたが、最初からほぼ同じペースで抜けていました。
やはり私は超多毛なので、人よりも抜けるのに時間がかかりましたが、抜ける量は毎日大量でほぼ一定だったので、残り少なくなったらスピードが増したように思えたのだと思います。
センリツからピッコロ大魔王まではあっという間に感じました。
そして、センリツになる辺りぐらい(まだ近所の皮膚科にかかっていた頃)から、体毛も徐々になくなっていきました。
これで、円形脱毛症の最も症状の重いタイプ、汎発型になってしまったと決定しました。
眉毛、睫毛、腕毛、陰毛、すね毛がなくなっていきました(脇毛は元々脱毛していました)。
なんとなくですが、上から下に、順番になくなっていった気がします。
鼻毛もいつの間にか、気づいたら何もなくなっていたのにはびっくりしました。
気付かぬうちに、いろんなところにパラパラ鼻毛を撒き散らしていたのでしょうか![]()
私は超毛深族で、口周りの産毛(ヒゲ)も、手足の指にも毛がびっしり生えていたのですが(恥)、それらもきれいさっぱりなくなってしまいました。
こうして、私は完全に身体中の毛を失ってしまいました。
腕や足の毛がなくなることはウエルカムですし、眉毛はシールで凌げばよく、睫毛は私は元々短くて、なくなってもそれほど顔の印象を左右せず、特に支障を感じないと思っていたのですが、
唯一、睫毛がなくなって、ウィッグの前髪が目に入ったり、ゴミが入りやすくなったことは、本当に不便で不快なところです。
あと、顔の産毛もなくなってしまったからか、ウィッグの毛が顔に張り付くのもとても不快に感じます。
毛たちは、色んなところで色んな役割を担っていてくれたのだなあと、失って初めて気づく毛への感謝でした。