心配・・・
W杯前の強化試合で、コートジボワール代表と対戦した日本代表。
今回は、試合結果や試合内容云々ではありません・・・
まず、前半のドログバ(#11)に対する闘莉王(#4)の飛び蹴り(?)ファール。
あれは、やっちゃいけない。
明らかに足を上げての悪質ファールだ。
結果・・・ドログバ(#11)は、骨折の診断で、W杯開幕目前に出場は絶望的な状態だ。
本人も、「W杯は、終わった・・・」と、コメントしているらしく、まず本大会出場は難しいだろう。
コートジボワール代表は、キャプテンでエースのドログバ(#11)を登録メンバーから外す事になってしまった。
闘莉王(#4)は、おそらく、「わざとじゃない!!」と、言い訳するだろうが、ファール直前に
2戦連続でオウンゴールした事も少なからず影響していたのだろう。
不運な失点とはいえ、ドログバ(#11)のFKが、壁に当たって方向を変え、
最後に闘莉王(#4)に当たってのオウンゴールとなれば、あれだけエキサイトしやすい性格の選手
だから、一瞬のプレーが雑になった可能性もある。
わざとじゃない事を信じたいが、選手の性格や直前の状況を考えると、疑われても仕方がないプレーだった。
そして、後半に今野(#15)が、ディンダン(#15)のタックルで負傷したプレーについても、
(※本当は、こんな事考えたくはないが・・・)今野(#15)の守備に押さえ込まれ、フラストレーションが
たまったディンダン(#15)が、ドログバ(#11)の一件で、報復プレーも兼ねたタックルだったとしたら・・・
(仮に、ドログバ(#11)骨折=W杯絶望の知らせが、ハーフタイム中にチームメイトに知らされていたら・・・)
等と、色々悪い方向の事を考えてしまう。
さらに、今回の一件で、本当にコートジボワールのスター選手であるドログバ(#11)が、
W杯に出場出来ない事態になれば、W杯の予選リーグ第1戦 対カメルーン代表で、
闘莉王(#4)が、ボールに触れる度ブーイングが起こるなんて事も、懸念される。
南アフリカの地で、アフリカ枠のカメルーン代表と対戦するだけでもアウェー感たっぷりなのに、
民族楽器が大音量で鳴り響き、アフリカのスター選手を壊した戦犯に対して容赦ないブーイングの嵐
を浴び続けたら、満足なプレーは望めない事を覚悟しておく必要があるなぁ・・・