興味のない方はスルーしちゃってくださいね~
1週間前のこと・・・
仕事から帰ってきた私をいつものように玄関でお出迎えしてくれたルル。
お留守番しているときのルルの寝床を何気なく覗いてみると・・・
ん?なんだこのカケラは?
5ミリほどの硬い物体。
若干、血のような色もついている。
硬いモノって骨とか歯しかないよね・・・
「どうした?なんかあったの?」
と聞いても、答えてくれることもなく(当然ですが)
でもルルは、なんてことない顔で別に痛がっている様子もなく
口を開けて覗いてみようとするも、嫌がってなかなか見せてくれない。
2人ががりで口を開けて、ようやく上の奥歯がない・・・かな?
抜けたのかな?でもなんで?
そうなったら気になって気になって・・・
早速病院に連れて行きました。
結果。
やっぱりお口の病気でした。
人間のように毎日歯磨きをしない猫や犬は歯石がたまって歯肉炎→歯周病になりやすいみたい。
こんなに子供ようなルルでも気が付けば10年・・・(かなりの中年ババァです)
歯石もかなりたまっていたようで、
それが歯茎を刺激し、炎症を起こし
その歯で食べると痛いので使わなくなり、
筋肉が衰え、自然と歯が抜けたようです。
自然に抜けたのも良かったのかもしれないけれど
歯が抜けたことに気づけたことも幸いだった。
もし気づかずに放置していると、
炎症した部分から細菌が侵入し、心臓や腎臓、肝臓などへ運ばれると、ほかの病気を引き起こす可能性があるというじゃありませんか!
たかが歯石・・・されど歯石・・・恐ろしい病気なのです。
「痛い」と言ってくれればいいのですが・・・
変化に気づくことも大切ですな。
やはり猫でも週に2~3回の歯磨きはしなければいけなかったのです。
それにずっと痛かったのかと思うと、
かわいそうで・・・親として反省です。
ルル、本当にごめんね。
今後の処置としては、
抜け落ちた歯の歯茎の炎症を抗生物質の注射とお薬で抑え、
これ以上歯石が付かないように予防をします。
予防は、歯磨きをしたり、歯垢がつきにくくなるキャットフードやおやつを与えたらいいと言われました。
ただ、今までに付いてしまった歯石は全身麻酔をして獣医さんに取り除いてもらうという大掛かりな手術みたいなもので、
全身麻酔となると10歳のルルにはかなりの負担・・・
なので、様子を見つつ、もう少しゆっくり考えようと思う。
もし愛猫ちゃんが、口臭がしたり、ヨダレが垂れてたり、
くしゃみをよくしたり食欲がなくなったりしたら、
まずお口のチェックをしてみてくださいね!
そして今からでも予防のために歯磨きをしてあげください。
◆詳しくはこちらも見てみてください
http://www.petwell.jp/disease/cat/shishuubyou.html

猫が2匹向かい合って会話してる?
「今日は病院に行ってきたにゃん。注射打たれて痛かったニャ~。疲れたにゃ。。。」
ちなみに左はぬいぐるみ(^^ゞ