CL決勝 レアルマドリード対ボルシアドルトムントの放送を見ました | 意外と儚のブログ

CL決勝 レアルマドリード対ボルシアドルトムントの放送を見ました

先日、WOWOWにて、チャンピオンズリーグ決勝、

レアルマドリード対ボルシアドルトムントの試合を

鑑賞しました。

 

今年の対戦は、スーパーなセーブを見せていた

ノイアーの普通のプレイに付け込んだレアルが逆転し

ゴールの枠を味方に付けて、12人目のDFとして守り切った

ドルトムントがPSGを抑え込んで勝ち、この対戦となりました

 

レニークラビッツのオープニングショーから始まった試合は

(実際に見た事がアーティストがこういう場でやると、

結構萌えるなあ)

いきなり、乱入者があって、水入り。

最初は、レアルが前線からプレスをかけて押し込み、

サイドから崩そうとするが、10分過ぎぐらいに

バルバルデがミドルシュートを大きくふかすと、

流れが変わって、ドルトムントがレアルに持たせて

カウンターから縦に速い攻めを見せて、

何度もチャンスを生み出すが、クルトワやポストに阻まれて

生かせず、前半は得点できず。

 

後半、レアルは消えて下がっていたベリンガムを

多分、真中の高い位置にシフトさせて、

よりドルトムントに圧力をかけ、

さらにサイド攻撃を鋭くさせると、流れが変わり、

レアルにチャンスが生まれてくるが、

ドルトムントのDF2枚のスーパーなプレイで、

通常攻撃では得点できない。

ドルトムントも退団するロイスを投入して打開を図る

しかし、30分過ぎにクロースのCKから得点が生まれる。

離してフリーになった大きくないカルバハルに

フュルクルクが間に合わず、ヘッドで先制。

15分ぐらい前に同様のプレイがあって、その時は決めらず、

ドルトムントは修正が出来なかった。

 

その後、またも同様のニアサイドの飛び込みヘッドで

ナチョが外した後、同点にする為、バランスを崩して

パワープレイ状態のドルトムントは、DF球回しでミスをし

ビニシウスの巧みなシュートでダメ押し。

この日も正確なサイドチャンジ、CK、FK等で湧かせてくれた

退団するクロースの感動的なメンバーチェンジを経て

その後の失点シーンもオフサイドで乗り切り、

5バックで無難に抑えて、試合終了となりました。

 

レアルの圧倒的な勝利が予想されたこの試合。

ドルトムントの見事な試合運びで、

とても面白い試合になりました。

でも、前半のハマった時間帯に得点できなかった事が

勝てなかった原因になりました。

そこは、戻ってきたクルトワの存在感という事でしょうか。

なかなか素晴らしい決勝戦でした。

 

この試合を見ていると、この後のユーロはドイツが

W杯の雪辱を果たし、クロースがカップを揚げる絵が

見えたような気がしました。

 

ちょっと納得いかなかった事は、大会ベストメンバーに

左サイドバック、マートセンが入っていた事。

この試合、カルバハルを離して、先制点の原因を

作ったのは彼だし、ダメ押し点のパスミスも彼でした。

前半はいいとこあったと思うけれど、

この決勝戦の敗因は彼だ。

ベストメンバーは無いんじゃないかな。

 

来年もWOWOWで放送してくれそうだし、

ついに決勝戦でピッチに立つ日本人が見れるかもしれない

(セレモニーでは宇佐美を見たけど)