下村寒山展を見て来ました
先日、東京に行く機会がありましたので
東京国立近代美術館で開催されていた
「下村観山」展を鑑賞して参りました
下村観山は、以前から、企画展が開催されたら
行ってみたいと思っていたので、期待して訪れました
下村観山は、紀伊徳川家に代々仕えた能楽師の家に
生まれ、橋本雅邦に学んだ後、東京美術学校に
第一期生として入学し、卒業後は同校で教えていたが
校長の岡倉天心が辞職した際に共に辞し、
日本美術院の設立に参加した日本画家で、
狩野派から琳派、やまと絵、さらには西洋の色彩表現まで、
新しい日本画の時代に挑戦した方です
一部、撮影がOKだったので、そちらを中心に紹介
模写ですが、この歳でこの迫力、末恐ろしい?
西洋風山水画の趣が感じられる水墨画だと思いました
なぜか、セザンヌが浮かびました
琳派って感じで、差し込む光と萌える林の輝きが美しく
その奥に、繊細さが隠れている絵画でした
中央の観音様の、「モナリザ」風に目がいきますが
自分は右のお犬さんが気になりました
淡い感じの色彩で、キリリと鋭い目が印象的なお犬さん
四肢を中心とした逞しい筋肉がとても力強い
まさに絵は筋肉なのか、です、
躍動感を秘めている、目が離せませんでした
鍾馗図ですが、悪さをした餓鬼さんの罪を償う事に対する
恐怖の表情が怖かったです
仙人さんが、とっても幸せそうでした
只々、めでたい
この企画展のハイライト、
琳派らしい華やかな金の余白の中、
繊細な描写が繰り広げられる
以前、ここで観た琳派展での観山を思い出す
毛鞠のようにふさふさで、丸くなった猫さん
ふさふさの羽毛に覆われたカラスさん
鋭い目で、力強く飛ぶための筋肉が躍動し、かっこいい
絶筆です
他の作品も、当然ですが、見応え充分でした
濃淡と豪華、繊細とぼかし、様々組み合って
見続けると、新たなモノが観えてくる絵画が多く
こころ楽しい企画展でした
ふさふさした動物に、より筋肉をまとわせて
躍動感を醸し出す表現にも、驚きました
疲労と時間で、ここまでとなりましたが
また、下村観山展がありましたら、訪れたいと思いました
素晴らしい企画展でした
スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき 展を見て来ました
先日、東京に行く機会がありましたので
東京都美術館で開催されていた
「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」展を
鑑賞して参りました
今月、対戦するスウェーデン代表に対する下調べという
変な下心?はまったくありません
スウェーデンでは、若い世代の芸術家たちが
1880年頃からフランスで学び始め、人間や自然を
ありのままに表現するレアリスムに傾倒し、故郷へ帰ると、スウェーデンらしい芸術の創造をめざして、
自然や身近な人々を日常にひそむ輝きをもって、
親密で情緒あふれる表現で描き出していました。
19世紀末から20世紀へのスウェーデンで描かれた絵画で
自然と共に豊かに生きる北欧ならではの情景を楽しむ
企画展だそうです
撮影OKなので、その中からいくつか紹介
いかにもスウェーデンらしい家庭風景との事(理想?)
この姉妹が可愛かった
民族衣装でリュートを奏でる女性
音楽もスウェーデン絵画の主題の一つだという
アーンシュト・ヨーセフソン《水の精(ネッケン)》
水の中で、苦悶する作者の自画像?と言われてるらしい
どうりで、いってしまっている
水面の表現が美しい写実絵画
グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》
雪に覆われている期間の長い、北欧らしい雪の表現が
印象的
この企画展で、一番印象に残った作品
白夜の月あかりがぼーっと光る中、
日の光が細かな雨のように舞っている
他に「ブリューノ・リリエフォッシュ/カケス」のように
緊張感あふれる目で、警戒するカケスが印象的な絵画が
あったりしました
北欧らしく、寒さがキーンと張りつめているような
静けさに覆われた絵画が多かったと思いました
いわゆる有名作家の作品はありませんでしたが
軽い気持ちで鑑賞できる企画展でした
ソング・サング・ブルー という映画を見て来ました
先日、「ソング・サング・ブルー」という映画を
鑑賞して参りました
ケイト・ハドソンがアカデミー賞主演女優賞候補になった
この映画、その事でこの映画の存在を知って、
相手役が芸達者のヒュー・ジャックマンという事で
鑑賞する事を決めました
お話としては、敬愛するニール・ダイアモンドの“歌まね”でステージ活動をしているマイクだが、理解してくれる人は
少なかった。でも、マイクの運命を変えてくれたのは、
彼の情熱に惹かれた女性クレアとの出会いだった。
ニールのトリビュートバンドを結成し、小さなガレージから
始まったふたりの歌声は、街の人々の心を掴んでいくが
数々の悲劇が彼らを襲ってしまうっという感じでした
演奏家として実力のあるマイクが、ニール・ダイアモンドに
ハマってしまったという事から、全てが始まる話だが
ライトニング&サンダーというバンドの実話が基だという
自分は、このバンドは知らなかったし、「歌まね」という
音楽文化が、89年にアメリカでここまで浸透してる事さえ
知らなかった
ニール・ダイアモンドは81年に「ジャスシンガー」という
大ヒットアルバムを出し、そのヒット曲や
モンキーズの「アイム・ア・ビリーバー」の作者
なんたって、スポーツ好きなら誰だって知っている
「スウィート・キャロライン」があるので、わかってるが
とっても濃いが渋いおじさんって感じの理解しかなかった
でも、映画は、冒頭すぐの「メレンキャンプ」という台詞で
惹かれる、そして、「バディ・ホリー」の歌まねが
オーナーの店に「バーブラ・ストライザント」「エルビス」
いつもJBに間違われる「リトル・リチャード」
極めつけは、そっと座ってる「ウィリー・ネルソン」達がいて
その店の風景がとっても嬉しくて、惹き込まれました
それから、映画終了まで、ワクワクしたり、悲しかったり
知らないニールの曲もそれなりに、あったけど、
結構、感情を動かせながら鑑賞しました
出会うまで、失敗を重ね、トラウマも負ってしまった
二人だったみたいだけど、家族になって、周りを想い
行動し、憧れを追求しする姿にはワクワクした
でも、歌まねバンドとしては最高の、パールジャム指名での
前座の後の、クレアの突然の事故での不幸からの
様々な出来事に挫けながら立ち向かっていく姿には
共感しながらも、やはり悲しかった
頭に大けがを負った後での、大迫力の
「Brother Love's Travelling Salvation Show」の演奏の後
やはりニールに会えなくて、逝ってしまう場面は泣けたなあ
本物のエンターティナーであるヒュー・ジャックマンは
こういう役はドンピシャ、とっても楽しそうに演じてた
注目のケイト・ハドソンは、大らかさ、優しさ、耐える
悲しむ等、結構しんどそうな役だったが、十分楽しめた
授賞式では、垣間見れたゴールディの面影?
映画本編では、まったく見えなかったな
パフォーマンスシーンも、素晴らしかった
ニール・ダイアモンドって、こんなにゴスペルに
寄っていたのだと、初めて気づいた、今更だけど
ちょっと悲しかったけど、良い気分でスクリーンを後にできた
映画でした






































