宮城野区原町
ラーメンスミス
からいしびれる味噌らーめん
麺：特注の太麺。やや強めのハード系な麺
スープの方向性：中華料理系の味噌ラーメンの基本に忠実な、動物系主体の白湯スープがメインだと思います
油：山椒油、ラード
タレ：味噌
具材：炸醤(味付け挽き肉)、野菜炒め(きくらげ、もやし、人参など)、白ネギ、メンマ、豚バラチャーシュー、海苔、刻みニラ
価格帯：やや高め〜高め
価格帯表記は、物価高騰が今後どうなるのか見越せないので、将来を見越して、あえて現状では、辛めに付けています。
「ラーメンWalker宮城」銅賞受賞店です。かつては、総合1位に輝いたこともある、"ニボ味噌"の名店です。
"からしび"のファンも根強い印象です。苦手なものが入っていなければ、何を食べても美味しいお店です。
店主さんは、中華料理にルーツがあり、炒め系・炒飯には定評があります。また、からしびなしの"味噌"もあるので、山椒系が苦手な方には、お勧めです。
また、誰でも頼める裏メニュー、"タンメン"も好調で、公式Ｘで告知される限定も、時折提供されています。
僕は、"からしび"推しです。
味噌系に合わせるのは、やや重厚めな動物系主体の白湯です。"からしび"は山椒の良い香りと味噌の旨味が広がります。
スープが重厚なのは、"ニボ味噌"や"からしび"のパンチを受け止めるためだと思います。それに伴って、麺は、ややハードめな食感で、全体的には、ややしょっぱめな仕上がりです。
メンマはやや太め。コリコリ食感で、ややしっかりめの醤油感です。やはり、スープのパンチに負けないように強めの味付けにしていると思われます。
豚バラチャーシュー、はシンプルな味付けです。柔らかく、チャーシューダレの醤油が香ります。
野菜炒めはきくらげ、人参、もやしなど具だくさんで、スープとの馴染みも良いです。
"からしび"の要素が際立つ1杯ですが、「味噌ラーメン」として、基本に忠実に作り込まれた逸品です。