米粉入り平打麺の冷がけそば(気まぐれ限定)
スープ:たぶん鶏メイン
油:仕上げ油にあえて鶏油を使用
具材:刻みネギ、九条ネギ、糸唐辛子、あられ、細切りのメンマ、しっとり鶏むねチャーシュー、窯焼き豚チャーシューの千切り
価格帯:やや高め〜高め
現在は提供されていません!!
「仙臺くろく」では、ほぼ毎週、「気まぐれ限定」と称した、基本的にレギュラーメニューの材料の枠内プラスアルファで構築した、創作ラーメンメニューが提供されています。この「気まぐれ限定」は、風変わりなものから、定番のもの、ラーメン業界への提言系など、多岐にわたってリリースされています。
麺に特徴があります。米粉配合の平打麺は、冷麺のような質感で、後味がほんのりお米という独特な仕上がりでした。「本当は温かい方がお米感は分かりやすいのですが…」とのことですが、冷やしても面白い麺です。そして、ここのところの酷暑を考えれば、冷やしの方が良いという苦渋の決断も理解します。鶏と醤油と米、合わないわけがありません!
スープは、たぶん、「冷やし醤油」と同じで、仕上げ油が鶏油という点がちょっと味のアクセントになっているような構成でした。メンマは細切りの、食感にこだわったものです。しっとり鶏むねチャーシューは冷やしの華。千切りにされた窯焼き豚チャーシューを温存しておけば、後半の良い味変アイテムになり、薫香がスープに味の奥行きを出してくれます。
今年の「冷やし」は、窯焼き豚チャーシューがフル回転しているかも?しれません。
「冷やし醤油」も鶏メインのつくねを、窯焼き豚チャーシューのタレに漬け込み、このつくねが、やはり、後半の味変のアクセントアイテムになっています。
今回、鶏油と窯焼きと醤油の重なりで家系っぽさを感じてしまったのは僕だけのようで(汗)、店長さんに「それは分かりません」と言われてしまいました(笑)。
米粉配合の麺が、ラーメンの範ちゅうに入るのかどうか、という問題はありますが、要素としての家系風の限定にこの麺を使ってみてほしい!!
一人のラーメン好きの勝手な願望です。