台湾ラーメン(2024年7月限定?)



 お好みはうす口、麺硬め、油多めで注文しました。ちゃんと家系ラーメンで、ちゃんと台湾ラーメンです!
 そして、「鬼首」の名残もあります。炸醤(肉味噌)が丁度良い味付けでたまりません!
「無限にんにく」が炸醤(肉味噌)と合うこと合うこと。「鬼首」時代のG系の台湾ラーメンが、濃厚だけど重くない、「鬼道家」テイストの家系のアレンジメニューとしての台湾ラーメンになりました。

 花椒の痺れが苦手でなければ、振りかければ振りかけるほど、テンションが上がります(雰囲気が出ます)。

 チャーシューはスモーク感が優しくなったかもしれません?
 スープは旨味しっかり、熟成感は優しめで、「王道家」の味から「鬼道家」の味へ試行錯誤されているのかもしれません。

 「王道家」系の醤油は割と直線的なしょっぱさです。スープに旨味をしっかり持たせ、醤油の旨味を引っ張っている印象で、醤油のかえしに旨味はあまり意図的に入れていないような気がします。鶏油もコク深いです。苦手でなければ、油多め、オススメです!

 「王道家」グループ全体として、清水社長を中心に、家系の基本へのこだわりは確たるものがあると思います。しかし、柔軟に時代に合わせて新しい味を生み出す挑戦もしている印象です。

 ここ「鬼道家」においては、「鬼首」時代とどう融合するか?
 楽しみなところです。



 それにしても、豊富過ぎる卓上調味料。「刻み生姜」、「無限にんにく」を筆頭に、ほぼ全カテゴリーの味変アイテムが常備されています。家系ラーメン全体の話でもあり、特に「王道家」グループはそうだろうな話。
 「味がしっかりと確立している個性的なラーメンだから、何をどうしようと、元のベースの味が壊れない!」
 「王道家」グループが誇る、家系ラーメンへの自信ゆえに、だと思うのです。