こく豚つけ麺




 駅チカで、普段使いにありがたい、名掛丁時代から永く続いているつけ麺メインのお店です。麺に特徴があります。どことなく「支那そばや」っぽさを感じるのは僕だけでしょうか?
 「六朗つけ麺」は鶏だしメインの「支那そばや」感のあるシャバ系のつけ麺。「こく豚つけ麺」はあっさり豚骨白湯スープがメインの、シャバ系のつけ麺です。
 「支那そばや」の塩を意識したアレンジか、揚げネギをオマージュして、フライドガーリックを「こく豚つけ麺」のスープに合わせてトッピングしたのでしょうか?


 自慢の「凹麺」は、誤解を恐れずに言うと、東北版の「ウイング麺」テイストです。コシが強靭でブリンブリン食感で、モチモチ系に特化した印象です。


 つけ汁は、シャバ系豚骨に、醤油ダレメインのふんわり魚介出汁感で、「支那そばや」感を演出したものでしょうか?
 鶏スープの「六朗つけ麺」と豚スープの「こく豚つけ麺」を分けているのが特徴です。
 このつけ麺は、駅チカで、夏場にサラッと汗ばまずに食べれるのが良いです!


 チャーシューは醤油ダレで煮込んだ系のホロホロ煮豚です。最初から小さくカットして仕込んでいるかも?しれません。

 割スープは珍しいことにあっさり豚骨白湯スープです。ちなみに、「六朗つけ麺」の割スープは、鶏だしメインのスープです。動物系スープを割スープで提供するスタイルは、宮城・仙台では、「竹治郎」さんと「うまづら」さんくらいでしょうか?


 会計システムが超ハイテクでした。モバイルオーダーシステムです。リクルートプロデュースな感じのシステムです。居酒屋さんとかで導入されているものかなぁ?
 券売機を諦めて、レジ対応に変更したことで、こういうやり方になったようです。

 しかし、新紙幣導入後、券売機事情やレジ事情はどうなるのでしょうか?
 こういうモバイルオーダーシステム導入のスタイルも増えるのでしょうか?
 チェーン店系には合いそうですが、個人店系には馴染まないでしょうか?
 ラーメン店も多様化してきました。