これで終わり。と言いたいくらいによくまとまっていて、僕が出る幕がないくらい。ですが、そういうわけにもいかないので、僕なりの見解でまとめていきます。


つけ麺



 いわゆる昆布水つけ麺です。昆布水はプレーンタイプではなく、だしをブレンドしたタイプの昆布水。イメージ的には水で〆た麺を昆布水で和えてある感じです。別途、温かいスープ割も申請すればもらえます。僕は、この日、暑かったので、昆布水+水割りでフィニッシュしました。

 スープは鴨・大山鶏と水みたいです。
(Xでは、大山鶏と水と表記してしまいました。鴨によるコクも、味全体としては意外と貢献しているかもしれません。加筆修正しておきます。)
 鶏油のコクと香り高い醤油のキレが、スープの味の大きな特徴です。チャーシューはタレの味がよく染みた豚肩ロース低温調理チャーシューと、優しい旨味の鶏むね肉の低温調理チャーシューです。薬味の玉ねぎも水にさらす下処理がなされています。メンマは穂先で、タケノコ感ある薄炊き仕立てだと思います。

 麺は東京でもよく見る菅野製麺所特製。平打ち麺っぽいツルモチ食感です。つけ汁がよく絡みます。らぁ麺との違いは、温度変化を楽しめる点。熱々のつけ汁が冷やした麺によって冷めていき、旨味がくっきりとしてきます。味の移ろいを楽しみたいところです。スープ割で温かくするのも、魚介出汁が重なり、また異なる味わいが楽しめます。