らぁめん、味玉


 南仙台店があった頃、重宝していました。通し営業でこの味が食べられるのは、本当にありがたい存在でした。普段使いのラーメンとしてなら、出汁も厚く出ているし、太麺も美味しいし、具材もしっかりしているし、で満足度は高いのではないでしょうか?

 現在は、荒井店と泉(市名坂)店で宮城県内では展開しています。ロードサイドに居在する、大型のファミリー層までカバーする、ラーメンチェーン店といった業態でしょうか?

 僕個人の好みですが、つけ麺よりらぁめんの方が好きです。夏場こそ、甘辛酸の爽やかさはありがたいのですが、オールシーズン楽しめるのはらぁめんじゃないかなぁ?と思います。あと、単純に、スープそのものの出汁の風味が味わえるので、らぁめんの方が好きだったりもします。

 前置きが長くなりましたが。

 麺は太麺です。最近は、太麺の太さが宮城県内どんどん太くなっているため、危うく中太麺?とか思いそうになりますが、太麺です。

 スープは、魚介豚骨スープ。丸鶏、豚骨、節、魚介、野菜といった構成要素だと思います。食材それぞれの出汁がしっかりと厚く出ているのが特徴です。

 メンマは、大鍋で仕込むと美味しい理論。たくさんのメンマを、スープとかえし(orタレ)で炒め煮にしているんじゃないかなぁ?醤油感、スープ由来の節感、いろんな旨味をまとっていて、美味しいメンマです。

 チャーシューは、昔ながらの、よく煮込まれた、少しパサパサ気味の豚ももか豚肩ロースだと思います。かえし(orタレ)の風味がしっかりで、噛み締めて食べると美味しい、「肉食ってるぞ!」なチャーシューです。
 
 味玉は、かえし(orタレ)がしっかりと染みたもの。

 デフォルトのらぁめんに関しては、普通に美味しいです!ワンタンとか特製にするとどうなるのか?は分かりません。あと、最初にらぁめんを食べることをオススメします。つけ麺は、結構しっかりと甘辛酸なので、初めての方は、面食らうかもしれません。出汁の風味を感じた上で、要素としての甘辛酸を楽しむなら美味しく食べられるのですが、甘辛酸にだけ気を取られてしまうと、「何だこりゃ?」となってしまいます。

 また、言語化の難しい話にチャレンジしてしまったため、何を言ってるのか分からない不安がありますが、チャレンジに免じて、大目に見て下さい。