つけ麺


 麺屋とがしグループ各店、月替わりの限定麺の魅力が上がってきていて、なかなかレギュラーメニューにありつけなくなってしまっています(汗)。

 レギュラーのつけ麺、ら〜麺ともに、白(海老)、黒(カツオ)、赤(旨辛)の3部構成で、キリッとした醤油のかえし、ベースの濃厚魚介スープと香味油で味の根幹が整えられている作りだと、僕は認識しています。赤(旨辛)は、担々麺にも近いものがあるスパイスの香りが際立つ作りです。

 特徴は超濃厚スープ。濾すという概念を超えたみたいなポストをXか何かで見た気がします。が、重すぎないように日々ブラッシュアップされているようで、具材などもちょっとずつテコ入れがなされていたりします。メンマはコリコリ食感のゴロッとした感じのもの、チャーシューはジューシーな炙りが加えられた豚バラチャーシューです。

 麺もスープに合わせて、食べ応えのある極太麺ですが、モチモチ感のある、優しい食べ応えなのが特徴だと思います。

 そして、この麺やスープを生かしつつアレンジが加えられ月替わりの限定麺が構築されている構造。麺やスープが限定に合わせて特別仕様になったりするところにも、楽しみがあります。

 普段づかいにも、限定を求めての食べ歩きにも、用途に合わせて楽しめる仕組みが本当にうまく構築されていると思います。

 触れないわけにはいかないくらい、仙台のラーメン界における大きな存在感を放つ、濃厚魚介つけ麺のパイオニア的立ち位置のお店です。