八木沼です。
今回のテーマはアトピーと呼吸の関係です。
◉ はじめに。
呼吸はアトピーに大変影響しますので、
普段から無意識にしている呼吸が、アトピーにどの様に影響しているか?
又、呼吸に問題があった時の、呼吸対策を投稿したいと思います。
◉ 呼吸について。
呼吸は息を吸って、吐くという働きなのですが、この働きは不随意(無意識)と随意(意識)に行われています。
つまり呼吸は意識的にも、無意識的にも行なっているという事になります。
無意識に呼吸ができるので、睡眠中でも呼吸はしていますね。
そして普段、意識する呼吸は、随意( 意識的)です。意識的に息を吸って、吐いて、という動きです。
◉ 不随意(無意識)の呼吸とは?
🔲 不随意( 無意識)呼吸メカニズムについて。
呼吸は脳幹にある延髄がコントロールしています。つまり息を吸って吐いて、という指令を延髄が行っています。
又、肺を拡張させたり、収縮させたりする横隔膜も間接的に延髄の影響も受けています。
ここで注目していただきたいのは、横隔膜は不随意(無意識)でも、随意(意識)でも動くと言う事です。
ですので、普段から横隔膜を使って、腹式呼吸を意識することが、「不随意呼吸の働き」を最大限に発揮させられるということになります。
次に「呼吸の働き」についてです。
◉ アトピー改善に必要な呼吸の3つの働きと効能。
✅ 呼吸によって肺胞内のガス交換をします。
吸気で酸素を取り入れて、呼気で二酸化炭素を排出します。
二酸化炭素が少なくなると、皮膚の乾燥は少なくなり、アトピーの痒みが改善されます。
✅ 呼吸には血液循環を良くする働きもあります。
肺と心臓は連携しますので、呼吸が正常に機能して、肺が正常に働くことで、心臓も正常に機能しますので、血液循環が良くなります。
血液循環が良くなる事によって、皮膚のターンオーバーも正常になります。
✅ 呼吸には体液循環を良くする働きもあります。
体液は血液にも合流しますので、呼吸が正常になって、血液循環が良くなると、リンパ等の体液循環も良くなります。
体液循環が良くなる事で、アトピーの侵出液も改善しやすくなります。
◉ 呼吸を改善させる3つの方法。
※ 不随意の呼吸は、セルフコントロールが難しいので、随意の呼吸法です。( 不随意の呼吸を整えるには、頭蓋骨の調整が必要になります)
✅ 腹式呼吸を意識する。
呼吸で肺を膨らませるというよりも、横隔膜を動かす事を意識すると、肺の拡張、収縮が正常に機能します。
✅ 呼吸は息を吐く事を優先する。
呼吸は息を吐く事を優先します。口から息を吐いて、鼻から息を吸います。
✅ 運動をして心肺機能を上げる。
横隔膜は不随意でも随意でも動くことができます。
不随意はセルフコントロールできないので、運動で横隔膜を意識的に動かして、心肺機能を上げることができます。
◉ まとめ。
呼吸は血液循環にも大変影響しますので、日常的に運動をして、横隔膜を使っていただくと、アトピーの改善にも又、再発予防にもなりますので是非、運動を継続していただければと思います。
それではまた。
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アトピー改善には、不随意( 無意識)に行っている呼吸を整えるのがポイントになります。
◉ 編集後記。腹式呼吸に大切な横隔膜のツボ👍