八木沼です。
今回のテーマは「アトピーとうつ病」についてです。
◉はじめに
アトピー性皮膚炎でお悩みの方で、うつ病も併発されている方や、アトピーとうつ病治療を同時にされている方もいます。
また、うつ病の治療をする程ではないが、うつ病になったらどうしよう!とか、
もしかして既にうつ病になっているかもしれない!と、
不安になっている方も、多くいらっしゃると思います。
そこで今回のブログは、アトピーからうつ病になった時の対策を投稿したいと思います。
◉うつ病とは
うつ病は、気分障害の一種であり、仰うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である。( ウィキペディア) とあります。
◉アトピーからうつ病になる原因
アトピーからうつ病になる原因は、やはりストレスからの影響が大きいです。
ストレスに長期間晒されると、自律神経失調症になり、様々な精神的障害も出てくることがあります。
◉アトピーで自律神経失調症になる3つの要素
その1 睡眠障害
アトピー性皮膚炎の症状があると、痒みによる睡眠障害が出てきます。
自律神経は夜は寝て、昼は起きるというリズムで機能していますので、このリズムが痒みによって妨げると、自律神経失調症の原因にもなります。
その2 ストレス&疲労
ストレスもある意味「疲労」です。疲労は神経障害のもとになりますので、疲労について調べてみました。
疲労の「疲」は疲れた様子を表す漢字です。漢字の足し算では、疒(病気)+皮(斜め)=疲(体が斜めになる。)とあります。
また、私なりの見方をすると、「 疲」という漢字は、皮(かわ)が 疒(病気)になった、とも考えられます。
その理由は、現代医学的( 発生学)には、皮(かわ)=皮膚は神経と同じ外胚葉( ガイハイヨウ)から発生しています。
と言うことで、神経が疲れると皮膚も疲れて荒れるいう意味に、解釈出来るのではないかと思います。
疲労の「労」は労働で肉体が疲れるという意味です。
東洋医学的には「 労」はもうひとつ、別な意味がありますが、今回は割愛します。
ですので、「 疲労」は神経も肉体も疲れるという意味になります。
人間の体は疲れると生理的機能( 主に自律神経)も低下します。
生理的機能が低下しますので、神経の伝達物質の移動にも問題が出て、神経障害が出てくる事が考えられます。
その3 脊髄神経との関連
自律神経は脊髄神経とも連動しています。
自律神経( 交感神経、副交感神経)に問題があると、脊髄神経(運動神経、知覚神経)にも影響が出ます。
例えば、交感神経が優位になりすぎると、脊髄神経も過敏になり皮膚が痒くなることがあります。
また、逆もありますので、脊髄神経の問題が自律神経障害の原因になることがあります。
ということは、運動神経( 脊髄神経)を使って、自律神経障害を回復する事もできますので、運動が大切なのは理解出来ると思います。
◉アトピーとうつ病の対策(あくまでも当院の方針です)
アトピーとうつ病の症状が出ている場合は、当院ではアトピーの改善を優先的に行いながら、その後、うつ病の症状改善に向けて施術を行います。
◉うつ病対策の前に、アトピー改善に必要な3つの対策 (あくまでも当院の方針です)
その1
うつ病やアトピーで使用している薬は辞める。
どうしても睡眠が取れない場合は、睡眠薬や睡眠導入剤を使用しながら、施術する場合がありますが、
最終的には服用しなくても睡眠が取れるように、施術をして行くことを目標にします。
その2
アトピー改善の為に使用している、塗布剤は全て中止です。
その3
食事も重要ですので、基本は減食と砂糖、お菓子等の制限です。
◉アトピーとうつ病に効果のあるツボ
◉まとめ
アトピーとうつ病は同時に発症しても不思議ではありませんので、慌てないでまずはアトピー改善対策を考えて、生活習慣から見直すのも大切です。
◉アトピーとうつ病関連記事→アトピーとストレス
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◉まめの「アトピー改善 豆知識」
◉編集後記
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