調子はいかがですか。
千葉にあるアトピー 治療専門 鍼灸・整体 宗気堂 八木沼です。
今回のテーマはアトピー の痒みについてです。
アトピー でお悩みの方は、「夜になると痒くて眠れません」
という方が多いです。
アトピー で夜に痒みが出る3つの原因
その1・ 糖質や脂質の摂取が多い。
夜間に糖質や脂質を多く摂りすぎると痒くなる原因のメカニズムは、夜間は自律神経の関係で血管が拡張します。血管の中には血液が流れているのですが、血液の他にも酸素が流れています。
夜間になると血管が拡張するので、血液も酸素も多く流れることになります。血液の中を流れる酸素は糖質と脂質と化学反応を起こして、エネルギーに変えます。糖質と脂質をエネルギーに変えるときに老廃物である活性酸素が発生します。
車に例えるとガソリンが燃える時に排気ガスが出るのと同じです。活性酸素が多くなると体の細胞膜を酸化させて細胞を傷めます。細胞膜が傷むと乾燥して痒くなります。
対策:夜間は糖質や脂質を摂り過ぎない。
その2・水毒体質
夜になると血管が拡張しますので、血管の中にある水分(血漿けっしょう)が血管の外に漏れやすくなります。
水毒体質の方は夜間に水分を多く摂りすぎると、血管の外の細胞に水が溜まりやすくなって浮腫むこともあり、この状態で皮膚を掻くと傷になりやすく、傷ができると痒くなります。
対策:水毒体質の方は夜間水分を摂り過ぎない。
その3・ホルモンの減少
皮膚に痒みがでる状態ですと皮膚に炎症を起こしています。体は炎症があると自ら痒みを抑えるホルモン(副腎皮質ホルモン)を分泌します。ところがこの痒みを抑えるホルモンは、夕方から朝4時頃までの時間がホルモンの分泌が減少します。
この理由から夕方から朝方4時頃までが痒みのピークになりやすいです。
対策:ホルモンのコントロールは難しいので、皮膚の炎症を改善させる為に、食生活と生活習慣の見直しをする。
以上、アトピー の痒み 3つの原因でした。
それではまた。
アトピー の痒み関連記事→アトピー の原因
まめの「アトピー 改善 豆知識」
アトピー で夜間に痒みが強くでる時は、夕方以降の飲食を減らすのがポイントです。出来れば1日2食が理想です。まめも1日2食です