
調子はいかがですか。千葉アトピー治療専門 鍼灸・整体 宗気堂 八木沼です。
今回のテーマはアトピーとお風呂についてです。
お風呂で悪化する3つの原因

その1.入浴後に悪化するタイプ
アトピー体質の方は入浴後に悪化する方が多いです。その原因はやはり乾燥です。お風呂の中にいるときはお湯が保湿の役割をしますのでかゆくないですし、乾燥もしないのですがお風呂から上がると、からだについた水分が体の体温によって蒸発しますので乾燥します。又風呂上りに空気に触れますので乾燥します。皮膚の再生に必要な皮脂も流れてしまうため乾燥してかゆくなります。
その2.入浴中に悪化するタイプ
入浴中に悪化するタイプの方は体温が上がるとかゆくなり、掻き壊してしまいます。もともとが体が冷えていて血管が収縮してますので、お湯に入り血管が急に広がることで血管周囲からかゆみの元であるヒスタミンが分泌されてかゆくなります。このような場合は普段から血管を収縮させない様に対策が必要です。例えば運動です。
その3.入浴後と入浴中に共通するタイプ
共通するタイプはスキンケアが一つの要素になります。石鹸や、シャンプー、リンス、タオルの使い方等です。一番気を付けたいのが、合成界面活性剤の入っている商品で体を洗わないことです。その他にも香料、着色料、酸化防止剤など入ってない無添加の商品を使用するのがいいです。また、お風呂の塩素対策も重要です。塩素対策にはお湯の中にビタミンC(アスコルビン酸)を入れてください。皮膚の保護膜を作るのは皮脂、汗、皮膚常在菌、垢ですので、保護膜がしっかりできてない方はお風呂の回数を出来るだけ減らしてください。
>保湿剤について

お風呂上りには保湿剤を付けるのが当然と考えている方が殆どだと思いますが、お風呂上りに限らず保湿剤は使用しないほうが早く皮膚の保護膜ができ上がってくる方が多いです。皮膚は乾燥していると体の中枢のところで皮膚に潤いが出るように機能しますが、保湿で潤っていると体の中枢は異常がないと感じて乾燥肌対策の機能を発揮しません。
アトピーに関する詳しい記事は鍼灸・整体 宗気堂
まめのアトピー改善豆知識

哺乳類の中で保湿を必要としている動物は人間だけです。まめも保湿しません^^