
調子はいかがですか。千葉アトピー治療専門 鍼灸・整体 宗気堂 八木沼です。
今回のテーマは脂漏性皮膚炎です。現在の皮膚の症状がアトピー性皮膚炎か脂漏性皮膚炎かと悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。確かに見分けるのは大変難しいかもしれませんね。
ただし脂漏性皮膚炎とアトピー性皮膚炎では皮膚科による治療の仕方は違ってきますので、やはり的確な診断が必要になってきます。皮膚科に行かれるとまず皮膚細胞を調べますので、明確に脂漏性皮膚炎かははっきりします。
皮膚細胞を調べてマラセチア菌が繁殖していれば脂漏性皮膚炎と判断しますので、マラセチア菌に対して抗真菌剤を使用します。マラセチア菌がなぜ繁殖したのかはいろいろと原因があるのですが、私は病名のごとく脂肪の摂りすぎと砂糖の摂りすぎではないかと思います。
皮膚科によっては炎症が強いときはステロイドで炎症抑えてから、抗真菌薬を使用する事があるそうです。
では東洋医学的にはどのような施術をして脂漏性皮膚炎を改善するかとうことになりますが、まずは食生活の改善として脂肪と砂糖を控えていただいて、そして体の中に蓄積している脂肪を燃焼させるために運動をお勧めします。
それから体の新陳代謝を促すために鍼灸・整体を行います。内臓脂肪を燃焼させるツボを利用して体から余分な内臓脂肪を燃焼させます。また急性期の脂漏性皮膚炎は炎症が強く出ているので、鍼治療で炎症を抑えます。
このようにして治りにくい脂漏性皮膚炎も薬を使用せずに、早めに改善へと導かせます。
体の中からそして体の外から治療していくことで、治りにくい脂漏性皮膚炎も改善し、そして生活指導によって再発を防ぎます。
このように見ていくとアトピー性皮膚炎の治療と同じですね。体を全体的にとらえる東洋医学で副作用もなく再発を防げるので、体にとっては無理のない治療と言えます。
脂漏性皮膚炎は鼻の周りに湿疹が出やすいのが、アトピー性皮膚炎とは違うところです。
アトピー体質の方は乾燥が特徴ですので、脂肪が多い鼻周りも湿疹はあまり出ません。
アトピー性皮膚炎か脂漏性皮膚炎か迷っても東洋医学で改善できますので、お薬の治療が苦手な方は一度体験されてはいかがでしょう?
それではまた。
アトピーに関する詳しい記事は鍼灸・整体 宗気堂

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