調子はいかがですか。
千葉アトピー治療専門鍼灸 宗気堂 八木沼です。
本日、連投になります。
ブログに投稿すると患者さんも見ていただけるので
治療のたびに説明をしなくてもよいとか、
説明が簡単に済みますので便利ですね。
患者さんは自分の病気のことを良く調べていますので、
治療する側も相当勉強をしないと
患者さんから信頼を得られにくくなっているような気がします。
今回のタイトル「足がムズムズして寝れません」という症状の、
患者さんがいるのですが、これはパーキン病から症状が出ることがあります。
特に夜になるとムズムズの症状が強く出るとのこと。
治療されている方がこの症状で即、パーキン病と疑う方は、
患者さんからいつも信頼をいただいている施術家でしょうね。
夜になると足がムズムズするというのは不思議だと思いませんか。
しかし、今の時代は何かわからないことがあった時は
グーグル先生に聞けば答えが出ているのですね。
簡単に解釈すると脳内のドパミンが不足して
アセチルコリンの相対的増加の病態とあります。
アセチルコリンは神経伝達物質である、
副交感神経や運動神経の抹消から放出され神経刺激を伝える。
とあります。ネットで検索すると瞬時に出てくるのですね。すばらしいです。
ということは、治療する方はこれ以上の知識や
知識から治療法を導き出す力が必要になってきますね。
医師ではない施術家は投薬はできませんので、
このドパミン不足とアセチルコリンの相対的増加に対して
何ができるかということになりますね。
そうすると患者さんの既往歴をりっかりお伺いして、
原因を調べなくてはなりません。
症状に対して投薬で良くなる方はいいのですが、
残念ながら初めのうちは症状が軽くなっても徐々に症状が
重くなっていく方もいらっしゃるのではないでしょうか。
投薬しても効果がなくなり、いろいろな治療をされてここへ来ました。
という事例が治療をされている皆さんにもあるのではないでしょうか。
東洋医学では陰陽のバランスをとるのが重要とあります、
つまり交感神経と、副交感神経のバランスをとるということですね。
ドパミンは交感神経、アセチルコリンは副交感神経。
ですのでパーキンソン病の治療は交感神経を高める治療をすることになりますね。
ただし、パーキンソン病になる原因も様々ですのがかなり詳しく問診をしていくと
患者さんからヒントいただけることが多いですね。
例えば以前、婦人科疾患で手術をしましたとか、
甲状腺の薬も飲んでいますとか・・・
本当に多岐にわたり原因と思われることがお伺いできます。
これを参考に治療となりますが、実際のところは
お薬を続けながらの治療ですので、時間がかかり
また、施術による効果を発揮させるのが難しいですね。
しかし治療方針が決まれば症状が一進一退しても続けていきます。
治療に迷いがありこの治療が効果なかったので次はこの治療というのも
私としては、いかがなものかと思います。
具体的な治療法は患者さんによって違いますので、
ここでは控えさせていただきますが、
東洋医学にヒントがあるということは間違いありませんね。
(今回の投稿は西洋医学がパーキン病に効果がないと
申し上げてませんので誤解のないようにお願いします)
さて、「ふくらはぎは第二の心臓」と良く言われます、
下肢にある血液を心臓に戻す働きの役目をしているのが、
ふくらはぎの筋肉なんですね。
ここにプラス施術家は交感神経が緊張すると
心臓の血管は開き(心臓の冠状動脈以外は収縮します)
それに反してたとえばふくらはぎの血管は収縮します。うまくできてますよね。
緊張しすぎても心臓は守られる構造になっているのです。
こんな感じで患者さんにお話をすると、信頼関係が増すと思います。
又、フクラハギが第二の心臓ということでマッサージをしている場面の
テレビを観ますが、フクラハギは揉み方を間違えると逆に辛くなることがありますので、
自分でマッサージするときは、骨の際をもむのが無難な揉み方だと思います。
また、この骨の際に硬いところがありますので、ここをほぐすと楽になりますよ。
今回は少し硬い話になってしまいましたね。
それではまた。
アトピーに関する詳しい記事はこちら 鍼灸・整体 宗気堂