宮部みゆきさんの『おそろし 三島屋変調百物語事始』を、オーディブルでの耳読しました!

あまりにも暑いので、物語で涼しくなろうと、ちょっと怖そうな本書を選びました。

怖いのはあまり得意のではないので、恐る恐る読み進めましたが、背筋がゾクッとする怖さの中に、ものすごく深いテーマがあり、さすが宮部さん!と、感嘆しっぱなしでした✨

 

内容は👇

17歳のおちかは、実家で起きたある事件をきっかけに心を閉ざした。今は江戸で袋物屋・三島屋を営む叔父夫婦の元で暮らしている。三島屋を訪れる人々の不思議話がおちかの心を溶かし始める。百物語、開幕!

【KADOKAWA公式ショップ】おそろし 三島屋変調百物語事始: 本|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD より引用

ある事件のせいで実家を離れざるおえなかった17歳のおちかが、百物語を聞いていく、という設定がおもしろく、そして一番いいなと思ったのが、この“ある事件”というのが、おちかが単なる被害者ではない絶妙な出来事なところ!

『こういうことって、あるよな~、どうしようもなかったんよな~、だってまだ17歳やもんな~』

と、心にぐっときて、おちかという主人公に肩入れしてしまいました。

 

宮部さんが本書について語っていたサイト👇

に、『百物語だから百まで書くね』とおっしゃっていたので、これから続編を読み続けられるんだ!とテンション上がりました✨

めちゃくちゃ楽しみです📚✨✨