五十嵐律人さんの『法廷遊戯』をオーディブルで耳読しました!

映画化されていて、それがすごく面白い!という感想を見かけたので、読んでみようと思いました。

初めての作家さんだと『読んでみよう』という気がなかなか起こらないのですが、映画化➡いい評判 というのがあれば、すぐに『読みたい!!』という気持ちになっちゃうので、いいですね👍✨

 

内容は👇

第62回メフィスト賞受賞作!
法律家を志した三人の若者。 一人は弁護士になり、一人は被告人になり、一人は命を失った──謎だけを残して。
法曹の道を目指してロースクールに通う、 久我清義(くがきよよし)と織本美鈴(おりもとみれい)。二人の“過去”を告発する差出人不明の手紙をきっかけに、 彼らの周辺で不可解な事件が続く。清義が相談を持ち掛けたのは、異端の天才ロースクール生・結城馨(ゆうきかおる)。真相を追う三人だったが、それぞれの道は思わぬ方向に分岐して──?

法廷遊戯(著:五十嵐律人・7月15日発売)公式サイト │ 講談社 (kodansha.co.jp) より引用

 

で、感想なんですが……めちゃくちゃ面白かった👏✨✨✨

最初は、よくある設定か……とか思いましたが、読むうちに、この物語が言おうとしていることがだんだんとわかってきて、そしてクライマックスに、その訴えが明かされたとき、思わず絶句してしまいました。

そして、このテーマを、小説という物語の中に落とし込んで、作品というカタチにしたことが本当に素晴らしいな、とじわじわ感動しました。

 

わたしは、あまり前情報を入れずに読んだので、その感動も大きかったと思います。

本書を読めば、この世から犯罪が減るのではないか、とわたしは感じました。

 

映画化もされ、コミック化もされ、オーディオブックもある本書。

本で読む以外にも手に取るチャンスが多くあるので、たくさんの人にこの物語を摂取してほしいなと、願っています。