経営者は除外せよ | 1人ビジネス経営者の「最強」仕事術

経営者は除外せよ

かつまたです。

普通のサラリーマンは言われたことをやる。

優秀なサラリーマンは、自ら考え、言われること以上のことをやる。

でも、どんなに優秀でも、経営者と同じ立場にはなりませんよね。

経営者は、経営をする者ですから、お伺いを立てることなく、どんなに小さくても「意思決定」を自分でする。

特に、1人ビジネス経営者は、すべての意思決定は、ほぼほぼ自分です。

意見を聞いたり、アドバイスを貰うことはあっても最終的に決断するのは自分ですね。


となると、あまり色々と情報を目移りさせると、意思決定に迷いが生じてきます。

かと言って、視野狭窄だと意思決定の根拠が弱くなる可能性がある。


どうしたらいいのでしょうか?


これは、普段からインプットをしたものを、自分の価値観を基準として、選別・除外して残ったものから意思決定をする、ということになるでしょう。

色々な選択肢を知った上で、捨てて捨てて捨てる。(=除外する)

そして残ったものから、意思決定をしていく。


でも・・・「自分の価値観」とは何か?

それが簡単に分かれば苦労はしないですよね。

なぜならば自分の価値観とは、ほぼほぼ「思い込み」だからです。


ですから、「価値観は思い込みである」という前提に立って、自分の価値観が問われる現場に遭遇した時に、本当にこれは自分が持っている価値観なのだろうか?本当に?と自問自答するといいでしょう。

それが感情が揺さぶられるほど、自分の大事な価値観だとわかるかもしれませんし、あれ?別にそんなにこだわりないや、と違うことに気づくこともある。

そうやって、無思考に「自分の価値観はこれ」と思わずに、「思い込みかも?」という視点で見ていくと、意思決定の選択肢の除外の精度も上がってくると思います。


時間かかりますが、無思考・条件反射的で判断するよりはよっぽどいいでしょうね。

かつまた