永遠なる歴史の片鱗で 5

しかし、父の後ろ姿が残してくれたものは
僕の糧となっています。
・正直であること
・仕事は真剣に。1mmの狂いも無く完璧を目指すこと
・常に楽しくあること
父はまじめで馬鹿正直でした。
それ故、損をする事もありましたが、
慕ってくれる人も多かったです。
そんな父の生き方がとても大好きでした。
父は自営で紙加工をしていましたので注文通りの寸法に
切って製品として出荷するという業務でした。
常々、お客の期待を裏切る事がないように注文通りの
寸法に作り上げる事を徹底していました。
当然と言えば当然ですが、昔は機械ではなく
手動でしたのでかなりシビアでした。
また、昼休みは1時間ありましたが、従業員が普通に
1時間休むところを、社長である父は食事を15分間で済ませ
また直ぐに仕事に戻っていました。
その様子は小さい頃はとても不思議でなりませんでした。
今から考えても、その頑張りには頭が下がる思いです。
父は比較的無口な方でしたが、とてもひょうきんで
僕をいつも笑わせてくれていました。
曲に合わせて踊ったり、歌ったり、
子供ながらにワクワクしたのを覚えています。
たくさんの糧を残してくれました。
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