月見て思ふ | 今日も猫のように旅する

今日も猫のように旅する

見えるもの、聞こえるもの、みんな美しいと感じられたら…

音楽と旅を愛するSinger門馬瑠依のぶろぐ

今日は中秋の名月ですね。

拾い物ですがものすごく美しかったので

 

 

素晴らしいですね。

そして満月になるのは8年ぶり?7年ぶり?とかなんだそうです。

今日も都内は残暑残暑と言われていますが非常に爽やかな秋の風が入ってきています。

季節が進んでいるんだなぁ。。と。

 

 

実は先日、20代前半のジャズの世界に飛び込んだ頃から大変お世話になっていたピアニストが天国へ旅立たれました。

まだ40代。

私は直近で2018年の札幌ツアーでもお世話になっておりました。

クマさんのような大きな体、大きくて深い心、音楽へ向かう姿勢、10も年下の私にもいつも明るく丁寧な対応をしてくださっていた本当にお手本のような方でした。

札幌への愛が大きくて拠点を東京にはせずに、よくこちらにも演奏に来てくださっていました。

 

大きくてゴツい指から、踊るようなそして溶けて消えてしまいそうな繊細なピアノは、初めて聞いた時の衝撃も最後に聞いたツアーの時も変わらず命を吹き込まれたような美しさであったことは言うまでもありません。

 

 

誰かとのお別れの度に、大人になるとこうしてお別れの機会が自ずと増えていってしまう、たくさんの方々と関わらせていただいているからこそ、別れの寂しさの機会も多くなる。わかっていることではありますが突然の訃報は衝撃が大きすぎます。

 

板谷さん、本当にたくさんお世話になりました。

大好きなスイーツを向こうでもたくさん召し上がって、ゆっくりと休んでいただきたいと思います。

ありがとうございました。

 

2018.8.24