ピー…
キーィーン。
目を開けていられないほどの
眩さ
最近聞いた
産まれたばかりの体に宿る光(魂)
終焉に体に別れを告げた光(魂)
やはり
高次元は光なんだと
合点がいく
ふと振り返る我が身に
なんら不安なく踏んだ瞬間だった…
大切な命に
限界を知らされた。
自らの何かを差し出して
大切な時間を伸ばせないかと…
いつもと変わらずあの瞬間まで
ゆっくり時が戻り
違和感を探る。
思考が追いつかない…ただ溢れる涙が
うけとめれない小さな命の
大切な時を刻んでいく。
飼い主から愛を学び…人間に転生すると目にした。
愛伝えられたか?
ずっと抱きしめていたけど
きょとんとした大きな瞳に
希望を託した。
こんな数日前のやりとり
君には伝えたい。
君には光の存在になったとしても
ふたつの光(魂)で黄金が虹色を帯びる。
ダブル
ダブルで唯一無二なんだよ。
この世の旅のしおり
ちゃんと君の名あるよ。
ただ伝えたい
ただただ君には…