余韻を残した太陽の光が茜色の空を演出し、
街路樹の隙間から明かりが灯された。
徐々に暗闇の幕が開かれ、
車のヘッドライトが道標を示す。
何分走っただろうか?
いつもの空が澄んで見え、
北風が切なさを包み込むように吹いてきた。
何かに呼び止めれたように誰も居ない路肩に車を停め、宇宙(そら)を見上げた。
星屑がこころの音を拾ってくれる様で…
旋律を流星が奏でる。
無理して笑わなくても素のままでいいんだよ。
何万光年離れていても、ちゃんと貴方の光は届いている。
何処からでもちゃんと見てるから…
大丈夫だから。