月の明かり茜色に輝く空の下ガラスコップの汗を眺めながらカランとなる氷に涼しさを感じて渇ききったのどを潤す。いつものようにいつもの感覚で息を抜く。いつも…でもいつもではなく。いつも…と感じながら全く違う日々に。カチカチとなる秒針の音に命の尊さを感じる。いつのまにか暗くなった窓際から一条の光が射してきた。何処に居ても優しく微笑んで美しく照らされた月があなたのようで見惚れて、頬が染まる。ひと休み、また明日が来るおやすみと自然につぶやいてた。