雨音。。。。いつのまにか重たさを感じた…鎧で覆った身体がキシキシと軋む。ぎこちない動きに矛盾を感じる。あれから何も変わった訳じゃない。ただ…無情にも時が刻まれていく。今は静観する時だとわかっている。時が来ればいつでも鎧を脱いで身軽になれる!時流に乗る。雨音が無情にも鎧に当たり軽やかな音を成す。まだまだ…その小さな雨粒が当たり続け鉄を打ち破るまで…積み重ねて積み重ねてようやく。その時まで封印するしかない…いつか見た景色がまた綺麗だと言える日まで。