大変なことになったんよ。
いつものトーンで話された自分は悪い予感がしなかった。
母の背中はいつも優しく語ってくれていた。
こんな自分にも同じ血が流れていて、
いつか貴女のようになりたいと小さな歩幅で歩んでいた。
なんでなん?
…後からジワジワと曇っている冬空を見上げた。
その時、少し暖かい風が吹いた。
突然死を逃れた母に
ままならぬ孝行が出来るチャンスを頂いたのだと…
12時間にも渡る手術を乗り切った貴女の生命力はいつもの元気に隠された源…
一安心…また不安。
食べられずに痩せていく姿…
病院から外に出てまた空を見上げた。
いつも幼い時に祖母や母が作ってくれたばら寿司が目に浮かんだ…
その時に亡くなった祖母から食べさせてあげてと聞こえた。
直ぐに母に届けた…
母は父にばら寿司が食べたいと電話したみたいだ。
不思議そうに俺に言った。
俺も迷わず、祖母に作ってあげてと言われたんよと伝えた。
母はひと月弱入院して元気に退院しました。
またあの笑顔が見れた。
感謝しかない。
さていよいよ
出店します。
よろしくお願い致します。
あとこちらも
ゆらゆら整体 小山 優
よろしくお願い致します(╹◡╹)