さっき。
母が…
死んだら、献体になると言った。
献体とは、医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会に送り出すために、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材になる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供することである。
と書いてあった。
いきなり!
というか。
前もそんな話を。
今回は意思の固さを感じた。
なんで?俺に?
驚きが強く、
俺じゃなくて伴侶である父に話すべきだと言ったら…
父に話していたらしく。
父はそれを認めたみたいだった。
俺は判断に迷い…
姉貴にも告白して欲しいと言いながら、母がしたいならと…
心の中で容認しながらも…
その意思が変わる事を願い、、、
母に
何故、献体になるのかを聞いた。
世の中に役に立ちたい。
何も役に立ってないから…
寂しさを感じた。
俺や姉貴にとって母はあなただけ。
あなたによってどんだけ勇気を与えてもらったか。
あなたの無償の愛によって人を愛する事や信じる事を教えてもらったか。
あなたの後ろ姿で俺たちを導いてくれている事への感謝は。
返しきれるものではありません。
あなたの存在。
家族の太陽です。
それだけで充分です。
しかし、
母の遺志になるじゃろうけぇ。
あなたの遺志。
世の中の役に立てばいいね。
あなたの生きた証になれば。
その日が来るのは
嫌じゃけど。
それまで俺たちの太陽でいて下さい。
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