この間、「無知の知」を少し引き合いに出したのですが、知らないこともダメよね
と思っていたら、Wikipadiaには「無知の罪」というのも一緒に載っていました。
・無知の知
他人の無知を指摘することは簡単であるが、言うまでもなく人間は世界のすべてを知ることはできない。
ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、
自分の知識が完全ではないことに気がついている、言い換えれば無知であることを知っている点において、
知恵者と自認する相手よりわずかに優れていると考えた。
・無知の罪
一方で、無知を罪とする見方もある。たとえば文化の異なる集団の間でやりとりをする場合、
その違いを把握しておかねば、無用な衝突を生じる場合もある。
可能な限り、相手に対する知識を得るのは必要にして当然の処置である。たとえば生麦事件の
ようなことすら起こりかねず、その場合に「知らなかった」では通用しないことはままある。
Wikipedia(無知)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%9F%A5
あと、「知る」ということでふと思い出したのが孫子の有名な奴
・彼を知り己を知れば百戦殆うからず
【読み】 かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず
【意味】 彼を知り己を知れば百戦殆うからずとは、敵についても味方についても
情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。
故事ことわざ辞典
http://kotowaza-allguide.com/
やらなければやらなければいけない仕事に対して、自分が何をできるのか、できないのかを理解する
孫子の「彼」を仕事と置き換えると、こういうことなのではないでしょうか。
これを自分で理解することが大事で、これをやりなさいと指示をされた時、自分でどうやるか
必要なものはそろっているか、足りないものはどうやれば手に入るか(情報なのか人なのか)
これが理解できないとその仕事に向かっても、出来上がらない(敗戦)かもしれません。
自分で出来る様になることがほんとは一番いいのでしょうけど。
仕事は時間の限り(締め切り)があるものです。
自分の仕事に対する見積もりが出来る様になるには、知ることが大事なのではないでしょうか。
今回は引用ばっかりで稼いでしまった(^^;;