今年のゴールデンウイークは何かと忙しく 今回は行くのを諦めていたんですが、県内でTV放送されている N○Sの「土曜はこれダネ!」という地方限定番組のプレゼントに2名分の招待券が当選したので急遽行くことになりました。


ながのノスタルジックカーフェスティバル2007  の招待券です。

↑クリックすれば「ノスタルジックカーフェスティバル」のオフィシャルホームページに移動します


'07ノスタルジックカーフェスティバル当選した招待券2枚と前売り券1枚

実際は 中学生以上 前売り1200円 (当日1500円)なので、我が家4人で行くには1枚 足りません・・・
家族全員入場するには 中学生がひとりいるので もうひとり分・・・5月2日の夜 前売り券をコンビニで購入・・・

少しでも節約のために当然前売り券購入・・・ですよね。我が家の常識です(笑)

これで小学生は無料なので家族4人入場可能です。

それでも 秋に糸魚川で行なわれる「日本海クラシックカーレビュー」 は出展台数も半端じゃないし、誰でも無料で走る姿も見れるのを知ってるので、そう考えると このイベントは入場料が高いイメージありますね。


さて 本題・・・5月3日、4日の2日間行なわれる このイベント

ゴールデンウイーク後半初日、3日に行って来ました・・・でも私だけ28日から6日まで9連休でしたが(笑)
'07ノスタルジックカーフェスティバル  '07ノスタルジックカーフェスティバル

長野オリンピックのスケート会場で使用されたエムウェーブで開催された このイベントは今年で4年目・・・つまり4回目です。

入り口の柱(写真左)に貼られていた告知には【4年目を向え人気も定着】と書かれてますが、私にはどうしても定着しているとは思えません。ただ一番初めに行なわれた4年前に比べると良くはなっているように思えるんですけど。

10時から始まるのに9時頃 会場の駐車場へ到着してしまい、そのまま会場入り口へ・・・

並んでる人は・・・10人ほどでした。まぁ並ばなくても先着何名様に何かくれるわけでもないので、関係ないって言えば、関係ないんですけどね。いつものクセが・・・(笑)

相変わらず 前売り券を持ってる人と当日券を買わなければ入場できない人との列が別れていない・・・開場5分前にスタッフが慌てて「前売り券と招待券を持ってる人は右側・・・当日券を買う人は左側に並んでください!!!」と叫んでいるけど、並んでいる客は意味わからない・・・だって当日券買う方が右側って手でそぶりしてるんだからどうしようもない。去年と同じことの繰り返し・・・進歩が全くない! 小学生の子供でさえ、1枚 紙に大きく書いて掲示すればいいって言ってるんだから(笑) ふぅ~


並んでる最中から文句タラタラ言ってましたが・・・

ともかく10時になり やっと会場内へ・・・

入り口から入ってすぐ目の前に並んでました。
'07ノスタルジックカーフェスティバル ←特別展示の 『童夢の世界展』 前から会場内を・・・


童夢-零は銀と赤2台展示されていましたが、両方とも同じに見えるけど微妙に違うんです。

素人が見てもフロントバンパー(と言えるか わからないけど)先っちょの大きさが違うし、銀ボディにはミラーが付いてないじゃん。それと後ろから覗くマフラーが銀ボディが1本、赤ボディが2本出しでした。

てなことで去年のレーシングオンの6月号が童夢の特集だったので見直したりネットで検索したら・・・

銀ボディは童夢-零・・・1987年制作の童夢初のプロトタイプスポーツカー。2.8リットル 日産L28型 水冷直列6気筒SOHCエンジン(最高出力145ps/5200rpm、最大トルク23.0kgm/4000rpm)をミッドシップ横置き搭載。生産台数1台ワンオフです!

赤ボディは童夢P2・・・1979年制作、童夢-零の量産試作車。フロントバンパーの大型化により取り付けも高い位置へ変更、そのため全体のデザインに狂いが生じてしまうため、ボディパネルをデザインし直し、同じように見えるが零との互換性は全くないって言うけど、同じに見えますよね?このP2は零がオーバーヒートに悩まされたため大容量のラジエーターと2基の電動ファンをフロントに納めたことでラゲッジルームがなくなってしまったんだって。これほどまでしたのに日本国内では販売できる型式認定所得を受けることができず、生産台数はレッドとライトグリーンボディの2台のみ。

余談ですが、どちらもリトラクタブルヘッドライトになっていますが、ライト自体 零は丸目2灯、P2は四角ですって・・・上げたところ見てみたかったなぁ。

結論として この写真の2台はボディデザインは同じようでも、全く違うクルマということですね (ホントか?)

DOME ZERO 銀  DOME ZERO 赤

DOME ZERO  DOME ZERO 赤

このクサビ状のデザインは今でも鮮烈に覚えていますね。もちろんプラモデルも作りました・・・(メーカーはフジミだったかな?)

そして 次はグループCカーの『トヨタ童夢85C』・・・1985年制作、6チームから国内耐久レースに参戦して、この年のル・マン24時間耐久レースにも2台、G.リース/E.エルグ/鈴木利男と中嶋悟/関谷正徳/星野薫で参戦 (中嶋組は決勝12位だった) 

このクルマはサイドに Eje Elgh/Beppe Gabianni (下に写真有り) と書かれていたので国内で走ったクルマだったのかな?
トヨタDOME ←スポンサーが女性下着メーカーのワコール

トヨタDOME ←白地にピンクってワコールらしくてキレイ。

童夢展の最後は『童夢RL81』・・・1981年制作。この年の第49回ル・マン24時間耐久レース出場、ドライバーはC.クラフト/B.エンバス 予選20位 決勝リタイヤという成績でした。

このRL81は 屋根がある?のにフロントガラスがないっ!という不思議なクルマです。
DOME RL ←以外に地味っぽい?

これ以前 79年80年にル・マンに出場したRolandカラーのイメージが強くて、AMADAカラーって覚えていませんでした(笑)エンジンはフォード・コスワースDFVだったのかな?(定かではありません)
DOME RL ←のっぺら~ 運転席がないようです。こんなので運転できたんですね。

etc・・・

DOME ZERO 銀  DOME ZERO 赤
DOME RL  トヨタDOME

30年近く経った今、この本物の童夢が間近で見れて私自身 これだけでもここへ来て良かったと思いましたね。

それも家族4人で1200円・・・ひとり400円で入場できたと思えば よけいにね・・・(笑)

あえて残念だったのは、童夢-零&P2は蝶のようにななめ上へ持ち上がるガルウイングドアの跳ね上げた状態と室内&エンジンルームも見たかったです。

そして童夢は他にもたくさんのクルマを制作しているので、もっと数多く展示されていれば嬉しかったんですが・・・って贅沢?


TVCMも銀色の童夢-零しか出てなかったし、ラジオCMも「憧れの童夢がやって来る・・・」としか言ってなかったので、てっきり1台だけだと思ってました・・・が、4台も来ていたのでビックリ!

それならそうと、CMでしっかり言ってくれてたら もっとお金出してでも来たいって私自身も思ったし、他の人も思うはずなのに・・・宣伝ヘタですね。


とりあえず今回は この童夢のことだけに・・・

次回 他の展示車の紹介を一気にすることにします。