3月19日(日) 松本市美術館で『造形集団 海 洋 堂 の 軌 跡』とタイトルがついた 展示会を某情報雑誌で知ったので家族で観覧してきました。
ここの美術館は初めて行きましたが、今回の特別展を観覧するのに 大人1000円、小中学生200円 ・・・子供の200円はともかくとして 大人の1000円は高いなぁ (常時展示作品のみ観覧は 大人800円、小中学生は無料・・・と200円上乗せされた金額でした) が、目的は『海洋堂』だけですから、常時展示作品なんて見るはずもなく、妻と「何で この海洋堂だけ見る観覧料にしてくれなかったのか」とか「大人も子供も事実上200円UPだから せいぜい大人500円、子供200円だよね」とか勝手に文句たらたら・・・でしたが、料金支払い後 ひとり1回ずつ抽選ができて 当ると何かくれるらしい・・・で、我が家は 私ひとりだけが当って 小さな紙袋に入った チョコエッグのペット動物コレクションの「ゴールデンレトリバー」頂きました。
さて 肝心の展示品ですが、この美術館の展示室内は全て写真撮影禁止で 受付で聞いて唯一撮影OKだったのが展示室入り口に飾ってあった コレ・・・
それも フラッシュたいちゃいけない・・・と言われ、ちょっとショックでしたが、どうにかキレイに 『大摩神』を撮れました。
迫力タップリの 怖い顔をした大摩神・・・コレだけでも 海洋堂の凄さが わかってもらえるんじゃないでしょうか? 左側の写真をクリックして大画面でご覧ください・・・迫力伝わるでしょうか?
展示作品は 食玩 約2000点、プラモデル 約1000点、模型及びフィギュア 約800点、その他写真・記録映像 パネル等・・・もう写真が撮れれば メチャクチャたくさん撮影してきたんですが、残念ながら目に焼き付けてくるしかありませんでした。
食玩が壁一面にひとつずつ小さな透明のケースに飾られていて、ワールドタンク&ワールドウィングミュージアム・チョコエッグとチョコQの動物・昆虫等のシリーズ・チョコラザウルスの恐竜など マニアやコレクターにはよだれモノばかり・・・シークレットのフィギュアも並べられていました。 タイムスリップグリコのウルトラセブン「夕日の決闘」のカラー版・・・シークレット 欲しかったです(笑)
プラモデルは もう何十年も前に販売したモノの箱が飾られ なかには私の好きなメーカー「田宮模型」の絶版になってしまったキットの箱もありました。
フィギュア関係はもう言葉に表せないほど たくさん並んでいました。等身大と思われる 萌え系?のかわいいオンナの子・・・思わずリアルなお色気にドキッ!としてしまいました。かわいい・・・ (笑)
他にも1m近くある巨大なゴジラをはじめ○代目・・・と呼ばれるゴジラがいっぱい、仮面ライダー・・・ほとんどオールスター、ウルトラマン・ウルトラセブンや怪獣、ガメラ等の特撮ヒーローモノから マジンガーZ、ゲッターロボ、コンバトラーV、エヴァンゲリオン等のロボットモノ、北斗の拳のケンシロー、セーラームーン、スターウォーズ関係、ルパン三世など 全てあげきれないほど 飾られていました。エヴァのアスカ・ラングレーと綾波レイちゃんも可愛かったなぁ・・・実は最近 この手の萌え系 気になっちゃって・・・(笑)
これらはほとんど ソフビ人形の原型になったモノらしいけど「スゴイ!」の一言。
知らなかったんですが、3月11日(土)に海洋堂取締役社長の宮脇修一さんの講演があったようです。また 4月15日(土)に講演あるようですが・・・好きな人は必見ですよ!
美術館内のショップには 美少女フィギュアの第一人者ボーメ氏のオリジナルフィギュア「うさぎちゃん1号」(1993年)が13200円(税別)、妖怪シリーズなどの造形を得意とする 竹谷隆之氏「ゼイラム」(1993年)が7500円(税別)・・・とうぜん未組立のガレージキットを限定販売していたけど、飾ってあった完成品のようになるには そうとう腕が良くないと同じにならないですね。私は趣味的にも金銭的にも購入には至りませんでした(笑)
もう 今や子供のおまけではなく 「食玩」なる言葉も生まれ、「大人買い」現象まで起こるほど 小さなフィギュアは昔とは全然違うリアル感あふれる 大人のおもちゃ として スーパーやコンビニを賑わしているブームの発端でもある 『海洋堂』 は これからも私をはじめコレクターの目を楽しませてくれるんでしょうね。
私個人としては 観覧料1000円は 写真が撮れなかった分だけ高いと思ってましたが、十分 目の保養と童心に帰った気持ちになったから 安かったのかも知れませんね。
何か美術館から出てきた時 あ り が と う と言いたい気持ちになりました・・・。