「第18回2005鈴鹿モータースポーツファン感謝デー」は、いつもながら盛りだくさんの内容で全てを見きれないほどでしたが、私は毎回デモ走行を主体に見ているんですが、今回初めて「鈴鹿市モータースポーツ都市宣言」「モータースポーツ顕彰授与式」が14時からグランドスタンド前で行なわれましたが、私は正直違う場所でやってほしかったという気がしました。少しでもコース上に4輪でも2輪でも走らせてもらいたかったんです。式に出席した人には寒い中大変だったと思いますが、式が始まるまで時間が空いていたし受賞者に対して拍手もまばらで純粋にデモ走行が見たい私にとって、何かこの間だけ浮いてしまっていたように感じてしまったのは私だけだったでしょうか(関係者の方々ごめんなさい)でもこれも大事なイベントのひとつですから時間を割くことは当然なことなんですけどね。

さて写真は今シーズンのスーパーGT車両(去年まではJGTCだったが内容は変わりないものの今年から海外にも進出ということで名称が変わりましたね)のTEAM IMPULの「カルソニック・フェアレディZ」です。
去年のチャンピオンカーでもあるニスモのZは今年のカラーリングがボンネット部に銀色が無くなりスッキリした印象でした。去年からメインスポンサーがモービルから変わったエプソンNSXも今年からタイヤをブリヂストンからNSX唯一のダンロップに、オイルメーカーもモービルからカストロールに変更し、ヘッドライト部のツリ目風のラインが無くなりGT車両のなかでは色こそ去年と同じようですが一番変わった雰囲気がしました。そのNSXをピットレーンにメディア向け?に持ち出し写真を撮らせていたところに服部選手がマジマジとクルマを覗いていたのが印象的でした。ダンロップの開発ドライバーの服部選手にしてみれば同じタイヤを履くクルマがライバルとして気になったんでしょうか?それとも期待して?でしょうか。
GT500クラスはZとNSXとスープラの三つ巴ですが、これで現在実際に販売されていないスープラは車両としても古くなってるので早くに違う車種に変更してもらいたい気がしますが、変わる車種がないのか、それともせっかく煮詰めてきた車両を捨てたくないのか、日産は去年Z導入でいきなりチャンピオンですから、トヨタさんにももっと頑張ってもらいたいです(F1にお金つぎ込み過ぎ?)
今シーズンは高木虎乃介選手がアメリカIRLを断念?し国内復帰してフォーミュラ・ニッポンとGTはセルモから参戦するのも去年と違った展開になる楽しみでもありますね。そして私自身、道上龍選手のGT専念宣言にNSXのタイトル獲得を期待したいです。

新たに名称の変わった「スーパーGT」は早くも今月、岡山国際サーキットで26,27日に開催されます。