戦後80年、国立近代美術館で戦争画の展覧会を開催している。
戦争画と言うとやはり藤田嗣治に関し多く語られるが、この番組では宮本三郎を中心に番組がつくられている。考えてみると、戦争画の最高傑作は宮本三郎の「山下、パーシバル両司令官会見図」だろう。この絵は戦争画の域を超えてる一枚の絵だと思う。唯一、戦争画で素晴らしいと思えるのはこの一点。
知らなかったのだが、宮本三郎はこの戦争画で日本で画家の地位をかくりつしたらしい。
国立近代美術館に行くと必ず数点の戦争画を常設展示している。正直言って藤田嗣治の戦争画を見ても素晴らしいとは感じられない。藤田嗣治のアッツ島の絵なんか、あんな悲惨な状態を描いていてよく、残っていたと思う。
藤田嗣治にしても戦争とは、そうゆう物だと思っている。