ここ何年、終戦記念日に、なんらかの戦争映画を見るようしている。レンタルに行ってみたが、あまりみたい映画もなかったので、自宅にあったパットン大戦車軍団を見ることにした。
戦争の恐ろしさを見せる映画ではなく、娯楽映画であるが、この映画はやはり素晴らしい。この時代に作られた戦争映画の中では2つくらい抜き出ている。それに古さを感じさせない。
戦争映画と言えばやはり戦闘シーンが目玉になるが、この映画は冒頭の戦闘シーンが1番長く、最後の盛り上がりが戦闘シーンではない。それでもこの長尺の映画を飽きる事なく最後まで一気に見せてくれる。それは、CGを使わず全てリアルである事。よくこれだけの戦車や人を使えたと思う。この当時はまだ動く戦車がいっぱいあったのかな。1番はコッポラの脚本だろう。この映画を見て、如何に脚本が重要か教えてくれる。
この映画も監督、脚本、配役、映像、全てが良かった一本だと思う。